本プラグインは管理画面の設定がメインですが、フロントエンドタブでは、管理画面ではなくフロントエンドのソース出力の内容をいくつか設定できます。
※基本的にはWordPressの標準機能の利用に関するものが中心です。
ログインユーザーに計測タグを出力しない
GTMのタグはWordPressテーマやSEOプラグインで設定することが多いと思います。
ですが、既存のテーマやプラグインには、ログイン中のユーザーであっても計測タグを出力してしまうため、IPアドレスなどでアクセス解析ツール側で除外しない限り、自アクセスを記録してしまっていました。
そこで、ログイン中のユーザー(=身内)のアクセスでは、そもそも記録するのに必須のGTMタグを出力しないようにできるようにしました。
- <フロントエンド>タブをクリックします。
- ログイン中の計測を除外欄にコンテナのIDを入力します。
- <変更を保存>ボタンを押すと、ログイン中のユーザーにはGTMのタグが出力されなくなります。
コンテナIDを削除して空の状態にすればこのプラグインからGTMタグは出力されません。
二重カウントにならないように、WordPressテーマやSEOプラグインで設定していた方は設定を解除しておきましょう
サイト内検索から指定記事を除外

WordPressの検索機能は固定ページや投稿などすべての投稿タイプからのページを検索結果に表示してしまいます。
しかし、例えばプライバシーポリシーなど、まずアクセスされないようなページを検索結果に表示しても意味がありません。
そこで、サイト内検索結果画面で出力したくないページをIDを指定して出力されないように設定することができます。
- <フロントエンド>タブをクリックします。
- サイト内検索から除外するID欄に検索結果に出したくないものを選択します。
- <変更を保存>ボタンを押すと、サイト内検索実行時に指定した記事が表示されなくなります。
入力したIDを消せば再び検索結果に表示されるようになります。
WordPressの標準機能の無効化
利用していないWordPressの標準機能を停止させることができます。
停止できる標準機能
- WordPressバージョン情報を非表示化
- rel="prev/next" タグを削除
- RSD (EditURI) リンクを削除
- wlwmanifest.xmlリンクを削除
- 絵文字関連のスクリプト・スタイルを停止
- セルフピンバックを無効化(通知整理)
- コアのサイトマップ機能を無効化
- メディアライブラリの無限スクロールを停止
- max-image-preview:large ロボットタグを削除
- REST API 関連のリンクを削除
- 画像の srcset 属性を無効化
- 記号の自動変換 (wptexturize) を無効化
- RSSフィード機能を無効化
尚、上記機能はWordPressテーマや他のプラグインと重複する可能性がありますので設定の際は既存のテーマ・プラグインで既に設定していないかをよく確認してください。
- <フロントエンド>タブをクリックします。
- 停止する機能欄に停止させたい機能にチェックを入れます
- <変更を保存>ボタンを押すと、チェックを入れた機能が停止されます。
チェックを外せば再度機能が有効化されます。