アフィリエイトで稼ぐのは難しいと感じています。みんなどうやって稼いでいるの?
アフィリエイトに興味を持って調査中です。しかし今からアフィリエイトで稼ぐのは難しいと言われているので、やるかどうか迷っています
アフィリエイトは難しい、と実際に感じている方や、チャレンジしてみたいけど不安という方はぜひ、本記事を読んでみてください。
結論として、「アフィリエイトは誰でも簡単に短期間で稼げるものだ」という勘違いが原因です。
本記事では、誤解を解き、「アフィリエイトは地道でコツコツ努力するものですよ」ということを改めて解説します。
稼ぐためのコツや、間違った努力にならないようにする方法もあわせて解説しますので、最後まで読めばそれでもやるだけの価値はあると再確認することができるはずです。
- アフィリエイトが難しいと言われる理由
- アフィリエイトは難しいのは勘違い
- アフィリエイトが難しいと感じる初心者が稼ぐコツ
- それでもアフィリエイトに取り組むべき理由
アフィリエイトが難しいと言われる理由
以下のような理由により、アフィリエイトは難しいとよく言われます。
- アフィリエイトは稼ぐのが難しい
- アフィリエイトは集客が難しい
- アフィリエイトは実績を作るのが難しい
- アフィリエイトは継続が難しい
- アフィリエイトは法規制の厳しさから難しい
アフィリエイトは稼ぐのが難しい
上図は、特定非営利活動法人アフィリエイトマーケティング協会が毎年発行している「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査」に含まれている資料です。
アフィリエイトに取り組んでいる人のうち、約3割の人が「収入はない」というのが現実です。
ただし、これには昨日今日始めたばかりの人も含まれており、1年未満の人の割合もかなり含まれています。
実際、収入がないと答えている人の6割以上が1年未満なので、正確にはアフィリエイトで稼げるようになるまでには期間がかかるということです。
もっと正確に言えば、上図のように、アフィリエイトに時間をかけている人ほど稼げており、ある程度作業量が必要ということがわかります。
以上をまとめると、以下のことが言えます。
- アフィリエイトで稼げるようになるには、かなりの時間をかける必要がある
- アフィリエイトで稼げるようになるまでの期間を短縮するには、かける時間を増やす必要がある
アフィリエイトが知識やスキル、センスのようなものでしか稼げないのだとしたら絶望的ですが、時間をかければ大半の人は稼げるというのは、「やればいいだけ」ですのでまだ希望が持てますよね。
アフィリエイトは集客が難しい
アフィリエイトブログへの集客方法は、検索エンジン(SEO対策)がメインになります。
しかし、現在のGoogleはウェブサイトの信頼性(E-E-A-T)を重視するようなったため、ブログを始めたばかりの初心者の発信はなかなか上位に表示されず、集客を増やすことが難しくなっています。
始めたばかりの個人よりも、実績のある企業や個人の方が優先的に上位表示されるということですね。
一方で、SEO以外の集客方法として、X(Twitter)やInstagramといったSNSからの流入も重視されるようになってきました。
ですが、SNSからの流入は、フォロワーからの流入がメインになるため、フォロワー数が少ないアカウントだとよほどバズる内容を発信しない限り、継続的なアクセスは望めません。
SEOでは順位が上がってくるまで、SNSではフォロワー数を一定数獲得するまでの時間がやはり必要です。
アフィリエイトは実績を作るのが難しい
信頼を得るには実績が必要になってきます。
しかし、実績を作るには、コツコツと下積みが必要で、継続的にそのジャンルについて発信を続けなければいけません。
ここでもやはり、実績が積みあがるまでの時間というのは必要になってきます。
アフィリエイトは一次情報を発信することが難しい
アフィリエイトを始めた直後と言うのは、そもそも取り扱っている広告商品についての知識や使用経験もない状態からスタートするジャンルばかりではないでしょうか。
あるいは、多少の使用経験があっても、あくまで自分で使うための知識しか知らず、他人に教えるための知識は持ち合わせていない、と言う状況であることは多いはずです。
現在のSEOにおいては一次情報や経験といった部分も重視されており、他の人には発信できないような深い知識や他の人にも役立つ経験といったものも上位表示の条件になってきています。
始めたばかりの初心者が第三者にも役立つ一次情報を発信できるようになるには、それなりの使用経験や知識を獲得する必要があります。
ここでもやはり、知識や経験を積むまでには時間がかかってしまいます。
アフィリエイトは継続が難しい
上記のように、
- 集客できるまでに時間がかかる
- 実績を積み上げるのに時間がかかる
- 稼ぐまでに時間がかかる
- 一次情報が発信できるまでに時間がかかる
といったように、どれも時間がかかるのが現実で、しかもその時間は「いつまでかかるのか」といったことが保証されていません。
このため、アフィリエイトのようなストック型のビジネスではなく、時給的に働けばその分稼げる他の副業に目移りし、1年経たずしてあきらめて辞めてしまう人が非常に多いのです。
実際、アフィリエイトブログの継続率は1年後には3割以下、3年後にはわずか3%程度であり、いかに継続することが難しいかがうかがえます。
アフィリエイトは法規制の厳しさから難しい
2023年10月に施行されたステマ規制を始め、アフィリエイトに対する規制は増加傾向にあります。
- 著作権
- 景品表示法
- 個人情報保護法
- 肖像権
- 商標権
こういった法規制に抵触しないようにしながら発信をし続ける必要があるので、難易度は決して低くありません。
アフィリエイトは難しいのは勘違い
以上のようなところを考慮すると、確かにアフィリエイトは難しいと言われるのもうなずけます。
ですが、アフィリエイトが難しいからといって、参入をあきらめたり、辞めたりする理由にはなりません。
その理由を解説します。
- 大半は時間をかければ解決する
- アフィリエイト市場は成長している
- 競合が減るのでむしろチャンス
- 後発組でも稼げる(ノウハウが無料で手に入る)
- 様々な集客方法・収益化手法が増えている
- 規制を受けるのは全員同じ
大半は時間をかければ解決する
アフィリエイトは収益化するまでに1年近くかかることが多い、ということを解説しました。
よくよく見てみるとお分かりいただけると思うのですが、ほとんどのアフィリエイトの難しい部分は時間をかければ解消可能です。
期間がかかるというより時間がかかるだけなので、期間を圧縮したければ1日あたりの作業量を増やせば解決します。
- SEOの難しさ → 記事数の増加とともに順位も上がりやすくなる
- SNSの難しさ → 継続的なポストで徐々にフォロワーが増えていく
- 一次情報の難しさ → ジャンルの知識が身についていけば発信できる
- 収益の難しさ → 集客が増えていけばある程度稼げるようになる
センスや能力に依存しているのではなく、かけた時間・努力した量で決まっているのがポイントです。
アフィリエイトは、楽して稼ぐビジネスではありません。地道でコツコツ努力していくビジネスです。逆に言えば続けている限り、必ず結果もついてくるビジネスです。
アフィリエイト市場は成長している
アフィリエイトの環境は何も向かい風ばかりという状況ではありません。
というのも、アフィリエイト市場は年々成長しているためです。
主な成長要因として考えられるのは以下のようなものがあります。
- TVやラジオといったマスメディアからネット媒体に広告にシフトしてきた
- サブスクモデルが増えている(アフィリエイトに最適)
- キャッシュレス決済の加速によって金融系商品が拡充
- SNSやYouTubeの活用により、リーチできるユーザーが増加(費用対効果が改善)
2021年にはインターネット広告費が4媒体(テレビ・ラジオ・雑誌・新聞)の広告費を上回りました。
このような状況なので、企業が投下する広告費の総額はそれほど変化していないものの、内訳が変わる傾向があります。
成果報酬型の広告であるアフィリエイトは費用対効果が高いため、市場は堅調に成長を続けています。
企業がアフィリエイト広告に対する予算を増やすということは、
- 新たな広告案件が増える
- 広告主間で競争が発生し、成約単価が上がる
といった感じでアフィリエイターにとっては収入の増加につながる「追い風」になっていると言えます。
実際、2023年のアンケート結果においては、2022年に比べて収入が増加したという人が増えている傾向が出ています。
稼げるようになるまでは1年以上かかるかもしれないが、稼げはじめると一気に軌道に乗っていくとも言えますね。
競合が減るのでむしろチャンス
アフィリエイトで稼ぐことが難しいというイメージが広がっていくと、むしろチャンスが増えていきます。
というのも、
- 新規参入が減る
- 既存のアフィリエイターが撤退する
といったことが起こるためです。
あと20~30本記事を書いたら「沸点」を超えたのに、アフィリエイトが難しいと感じてあきらめてしまい、辞めてしまうというのはよくあります。
競合となる人(サイト)が減ればその分自分のブログに集客が増えるため、むしろチャンスと言えます。
後発組でも稼げる(ノウハウが無料で手に入る)
2024年現在からアフィリエイト始めるとなると基本的に後発組にあたります。
ネットでは、先行組がデファクトスタンダードを確立して有利になることが多く、後発組は不利だと言われがちです。
- 先行組は既に大量の記事コンテンツを発信しており、後発組では追いつけない
- 先行組は十分な専門性を獲得済みであり、今から参入ジャンルの知識を身に付けても追いつけない
上記理由により、後発組は稼げない、という話がありますが、実際は逆です。
- ネットで稼ぐためのノウハウが多数発信されている
- しかも無料で手に入る
- アフィリエイト広告に使える予算が増えた=新たなジャンルが日々誕生している
ノウハウが無料で手に入るビジネスはそう多くはありません。
先行組と同じ土俵で戦おうとすれば確かに不利な戦いになるかもしれませんが、
- ノウハウをしっかりトレース・吸収して短期間に成長させる
- 無理に先行組と同じ土俵に立とうとせず、新たなジャンルに取り組む
といったことをすれば十分善戦することは可能です。
様々な集客方法・収益化手法が増えている
従来だと、アフィリエイトはSEOへの依存度が非常に高い状態でした。
しかし現在はSEOに頼らない集客方法も徐々に増えています。
SNS(XやInstagram)やYouTubeからの流入を得る方法や直接アフィリエイトを行うなど、集客方法も収益化方法も多様化しています。
集客手段や収益化手段が一極集中しないのは、一つがダメでも他でカバーできるということですので、安定化させやすいということです。
規制を受けるのは全員同じ
アフィリエイトで考慮するべき規制には様々なものがあります。
しかしこれらの規制や法律はピンポイントで自分だけ狙い撃ちされているわけではなく、企業であれ個人であれ誰もが等しく受けていることになります。
競合がどうやっているのかなどを参考にしつつ、法律に抵触しない方法で稼ぎ続けることは可能です。
アフィリエイトが難しいと感じる初心者が稼ぐコツ
初心者の方がこれからアフィリエイトに取り組む際におさえておくべきコツは以下のとおりです。
- 最初の1円を稼ぐまでが難易度MAXと心得る
- 難易度の低い案件を選ぶ
- 時間短縮にしっかり投資する
- 沸点を超えるまで続けるのが最大のコツ
順に解説します。
最初の1円を稼ぐまでが難易度MAXと心得る
アフィリエイトでは、最初の1円を稼ぐところまでが難易度としてMAXです。
稼げるまでだと、
このやり方で合っているのか?本当に稼げるのか?稼げたとして十分なのか?
など負の感情が生まれやすくなってしまいがち。
しかし1円でも稼げると、以下の状況に変わります。
やり方は間違っていないので量を増やすか、質を上げればもっと稼げるようになる
というマインドに変わります。
見える景色が180度違うので、まずは1円を稼ぐことにフォーカスしましょう。
難易度の低い案件を選ぶ
1円でもいいから稼ぐための方法としては以下のようなものがあります。
- 無料登録など、成果地点が低い案件を選ぶ
-
購入者の負担が低い案件は成果が発生しやすいので初心者の方はまずはそういった案件を選ぶといいです。
- Amazonや楽天などの物販アフィリエイトを選ぶ
-
Amazonや楽天・Yahooなど物販アフィリエイトは、店舗自体の信頼性が高く、ユーザーも普段から利用しているので、購入されやすいです。
- 高額案件を避ける
-
目安として、1件10000円以上発生する高額案件は企業なども参入しやすくなるので競合が増えます。あるいは、成果地点が電話や来店などキャンセル率が高くなりがちなので気を付けましょう。
どんなジャンルや商品を選ぶべきかは下記の記事でも解説しています。
売れるアフィリエイト商品の選び方【探し方・注意点・おすすめ商材】
時間短縮にしっかり投資する
前述の通り、アフィリエイトで稼ぐには一定の時間をかける必要があります。
ブログ作業にかかる時間を削減することができれば必要な時間を減らすことが可能です。
- ブログ記事の編集時間を短縮 → SWELL(WordPressテーマ)
- 検索順位のチェック時間を短縮 → GRC
- 画像素材を選ぶ時間の短縮 → freepikやshutterstock(有料画像)
- 文章の校正作業の短縮 → 文賢(校正ツール)
上記のようなツールを駆使すれば、作業時間を効率的に削減することができるので成果が出るまでの時間を圧縮することができるようになりますよ。
沸点を超えるまで続けるのが最大のコツ
アフィリエイトは1円を稼ぐまでが難易度が高いですが、収益を安定して増やしていくためには、「沸点を超える」まで継続するのが最大のコツです。
「沸点」というのはティッピングポイント・転換点・閾値のことで、平たく言えば「量=記事数」だと思って構いません。
量が増えると
- そのジャンルについての知識が増える → 専門性が高くなる
- 内部リンクが増える → SEO効果が高まる
- 流入元となるキーワードが増える → 網羅性が高まり流入も増える
といったことが現象として現れ、
- そのジャンルにおける代表的なサイトに育っていく → 権威性が高まる
- 繰り返し訪問する読者が増える
- 滞在時間が増える
- 広告がクリックされる回数も増える
といった効果が生まれていきます。
他にも、平均的な競合が150本くらい記事を作っているジャンルで、自分のブログが70本くらいしか記事がないのだとしたら、記事量(網羅性)だけで言えば負けてしまっているわけです。
まずは網羅性を超えることを目指し、次に各記事の質を上げて専門性も超えるようになってくれば、そのジャンルにおいて権威性を獲得し、信頼性につながるのでSEOでの順位も上がることになります。
それでもアフィリエイトに取り組むべき理由
アフィリエイトで稼げるようになるにはある程度時間がかかることを「難しい」と呼ぶなら確かに難しいのかもしれません。
しかし、アフィリエイトにはそれでもやるべき理由があります。
それは、副業収入を得る方法を考えてみると明確になります。
パターン | 必要なもの | デメリット |
---|---|---|
投資・販売 | 元になる資金や商品 | リスクが大きい |
労働系 | 時給単価 | いつまでも楽にならない |
スキル系 | スキル | 納期に追われる・単価が低い |
価値提供 | 価値を生み出すこと | 時間がかかる |
株や不動産といったところに投資できるだけの資金がある場合や、何か販売できる商品を持っているなら投資や販売を副業に選ぶこともできますが、在庫リスク・投資リスクがなくなることはありません。
短期間で稼ぎたいならアルバイトなど労働系や、動画編集やWebライター・デザイナーといったスキル系がありますが、これらは競合が多くて単価が低くなりがちな上、「かけた時間・扱った案件数」の対価として報酬を得るのでいつまでも楽になることはありません。
一方、ブログやアフィリエイトは価値に対して対価が支払われるため、いったん価値を生み出せばそれは徐々に積み上がる一方です。ただし、そこに至る時間は必要です。
うまくいけば専業になる選択肢もあるので、価値提供をするアフィリエイトには夢もあり時間さえかければいいのであきらめずにやるだけの価値はあると言えますよね。
まとめ:アフィリエイトは難しいけど挑戦する価値あり
アフィリエイトが難しいと言われる理由として、
- 簡単に
- 低コストで
- 短期間で
- 誰でも
稼げるという思いこみがあったからです。「短期間で」というのが最大の勘違いです。
- 簡単に
- 低コストで
- コツコツ継続すれば
- 誰でも
稼げる、が正解です。
アフィリエイトでは価値提供が収益につながりますので、読者が満足できるコンテンツを生み出しつつ、コツコツ継続していきましょう。
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