アフィリエイトの種類一覧!広告・媒体・集客手法で分類【初心者向けは?】

当ページのリンクには広告が含まれる場合があります。
アフィリエイトの種類一覧

これからアフィリエイトを始めようと思います。いくつか種類があるみたいですが、自分にあったアフィリエイトをしたいのでどんなやり方や種類があるのか知りたい。

アフィリエイトは種類が多く、初心者だとどれを選ぶべきなのか迷ってしまうかもしれません。

基本的には分類の仕方が3つあり、その中にさらに細分化しているといった感じなので、それぞれの種類について解説します。

また、これらの中から初心者の方が選択するべきアフィリエイトの方法についても解説しますので、最後までお読みいただければどのやり方にしたらいいのかわかりますよ。

本記事の内容
  • アフィリエイトの種類の分類方法
  • アフィリエイト広告の種類一覧
  • アフィリエイトを掲載する媒体の種類一覧
  • アフィリエイトの集客方法の種類一覧
  • 初心者におすすめのアフィリエイトの種類
本記事の内容詳細(目次)

アフィリエイトの種類の分類方法

アフィリエイトは以下の3つの軸で分類できます(クリックで説明箇所に移動します)。

一つ一つ見ていきましょう。

アフィリエイト広告の種類一覧

アフィリエイト広告の種類一覧

アフィリエイトは仕組み上、仲介業者が存在します。

アフィリエイト広告の種類は仲介業者(報酬の支払元)の違いとなります。

ASPアフィリエイト

メリットデメリット
報酬単価が高い
審査がない・厳しくない
担当者がついてサポートしてくれる場合がある
物販に比べて商品数が少ない

ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)という仲介業者を通して商品を紹介するアフィリエイトの方法です。

ASPアフィリエイトの特徴は、成果報酬の単価が高い点です。1件の成約で1万円を超えるような案件もあります。

一方、物販アフィリエイトに比べると商品の種類や数に限りがあります。

物販アフィリエイト

メリットデメリット
膨大な商品があるので得意な商品で記事を書ける・記事ネタに困らない
大手モールなのでユーザーの心理的なハードルが低い
ASPに比べて報酬単価が低い

楽天・Amazon・Yahooといった大手モール店が仲介しているアフィリエイトです。

対象商品はモール店で販売されているすべての商品となるため、何百万点の中から商品を選んで紹介記事を書くことができます。

ただし、成果報酬は売り上げに対して数%となるので、1個売れても数十円となることが少なくありません。

クリック型アフィリエイト

メリットデメリット
商品が買われなくてもクリックされただけで成果報酬が得られる
広告を選ぶ必要がない
報酬単価が非常に低い
稼ぐにはかなりのアクセスが必要
審査が厳しい

クリック型のアフィリエイトはサイト内で自動で表示されるバナーやテキストがクリックされたらその時点で報酬が確定する広告です。

一部ASPアフィリエイトでも扱いがありますが、基本的にGoogleのアドセンス広告のことになります。

広告も自動で選ばれるので、「場所貸し」のイメージです。

アフィリエイトを掲載する媒体の種類一覧

アフィリエイト広告の媒体の種類一覧

次に、アフィリエイト広告をどこに掲載するかによる分類について解説します。

ブログアフィリエイト

メリットデメリット
自分専用の媒体なので自由にできる
収益が発生すれば持続する
必要なスキルがほとんどなく、誰でも取り組める
稼げるまでに時間がかかる
自力で立ち上げる必要がある

ブログアフィリエイトは、最も一般的な媒体です。自分でブログを立ち上げて、記事の中で広告を挿入します。

ブログの立ち上げ方はレンタルサーバーを契約してWordPressをインストールするか、無料ブログサービスを使うかになりますが、どちらにせよ自力で立ち上げることが必要です(とはいえ簡単です)。

収益が発生するまではやや時間がかかるのがネックですが、一度発生した収益は継続的に発生し続けるため、足し算的に積みあがっていくのが最大のメリットです。

YouTubeアフィリエイト

メリットデメリット
成功すれば大きく稼げる条件をクリアしないと収入を得られない
動画編集スキルが必要

YouTubeで動画を視聴する際に、開始前や途中、最後に流れる広告のことです。

YouTubeパートナープログラムに加入して広告収入を得るには、以下の条件を満たさなければいけません。

YouTubeの収益化条件
  • チャンネル登録者数が1,000人
  • 直近の12か月間で視聴時間が4,000時間以上、またはショート動画の視聴回数が1,000万回以上

動画を作るのが得意という人には向いていますが、初心者にとっては動画編集スキルを習得した上で、上記の条件も満たさなければならず、ややハードルが高いですね。

SNSアフィリエイト

メリットデメリット
収益化までが早い
記事を書かなくてもよい
検索エンジンに依存しない
アカウント凍結のリスクがある
フォロワー数が多くないと稼げない
文字数制限がある
揮発性が高く資産性が低い

X(Twitter)やInstagramといったSNSを使ったアフィリエイトの方法です。

ブログの開設をしなくても始めることができるので初心者にも人気です。

SNSは利用者が多く、フォローしていなくてもおすすめなどで自動でタイムラインに露出するため、収益化までが早いです。

ただし、ASP側あるいはSNS側で規制されていることも多く、自由にアフィリエイトできるわけではありません。

ミネヤ リョウジ

SNSは集客方法とみなしてブログに誘導をするのがおすすめです。

アフィリエイトの集客方法の種類一覧

アフィリエイト広告の集客方法の種類一覧

最後の分類軸として、集客方法による分類方法があります。

SEOアフィリエイト

メリットデメリット
上位表示に成功すると持続できる
費用がかからない
上位表示までに時間がかかる
アルゴリズムの変更で激減するリスクがある

最もオーソドックスな方法で、検索エンジンからの流入でアフィリエイトをすることです。

費用がかけずに集客できる反面、上位表示までに時間がかかったり、アルゴリズムの変更によって順位が大きく下落して流入が激減するリスクがあります。

ブログ記事を上位表示するための3つのチェックリスト

PPCアフィリエイト

メリットデメリット
短期で収益化できる赤字になる可能性がある
リスティングNGの広告主が多い

Google・Yahoo・Bingといった検索エンジンで出すリスティング広告を出稿し、ブログに集客する方法です。

SEOアフィリエイトは検索順位が上がるまでに時間がかかりますが、PPCアフィリエイトは最初からオーガニックよりも上位に表示されるためクリック率も高く、すぐに集客できます。

ただし、広告費に対して発生する収益額が見合わずに赤字になることが多く、難易度はかなり高いと言えます。

メルマガアフィリエイト

メリットデメリット
成約率が高め
一人の読者から別の商材でも収益発生が期待できる
メルマガ読者の事前確保が必要
メールは開封率が低い

メルマガの読者を獲得し、メルマガ内でアフィリエイト広告を貼る方法です。

メルマガの読者登録をしてもらう必要がありますが、わざわざメルマガを購読しようとする人なので成約率は高めになることが期待できます。

メルマガのような手段をリストマーケティングといい、メルマガ以外にステップメールや、メールの代わりにLINEを使う方法もあります。

補足:アフィリエイト広告の特徴の種類一覧

補足として、アフィリエイト広告の特徴について解説します。概ね下記の3つに分かれます。

  • 成果報酬型(購入されたら報酬発生)
  • クリック型(クリックされたら報酬発生)
  • インプレッション型(表示されたら報酬発生)

成果報酬型(購入されたら報酬発生)

最も一般的な広告の形態で、成果報酬型こそがアフィリエイト広告といえます。

成果報酬型のアフィリエイト広告は、購入された時にだけ報酬が支払われる広告です。

提携しているメディア(ブログ)に貼られた広告リンクを経由して、商品やサービスが購入されたら、金額の一部がアフィリエイターに還元されるというものです。

ただし、成約しない限り報酬が発生しないことから他の広告に比べると難易度は高く、その分成約時の報酬額も高いのが特徴です。

広告主にとっては、費用対効果が優れており、利益のコントロールもしやすいのがメリットです。

アフィリエイターにとっては、少ないアクセス数でも効率よく稼ぐことができます。

クリック型(クリックされたら報酬発生)

クリック型は文字通り、広告がクリックされた時点で報酬が発生する広告です。

実質的にGoogleのアドセンス広告だと言い切っても構いません。

広告がクリックされただけでいいため、報酬単価は1クリックあたり数十円程度です。

このため、クリック型広告だけでまとまった額を稼ぐには膨大なアクセス数が必要になります。

広告主は、運営するメディアで成約させる自信があり、あとはアクセスさえくれば良い、という場合に低コストで集客を増やせるのがメリットです。

アフィリエイターとしては、クリック型広告の活用方法は以下のようなパターンがあります。

  • 集客力の高いサイトを構築することが得意な人(目安:月50万PV以上)→アドセンスに特化したサイトを作る
  • ASPアフィリエイトの広告のないページにのみアドセンス広告を表示する
  • ASPアフィリエイトに特化するので取り扱わない

まれに、ASPアフィリエイトの広告を設置しているにもかかわらず、アドセンス広告も表示しているサイトがありますが、わざわざ低単価の商品に誘導してしまうのであまりお勧めではありません。

両方クリックされるかも・・というのは幻想で、大抵はどちらかしかクリックされません。

インプレッション型(表示されたら報酬発生)

インプレッション型広告は、表示された回数に応じて報酬が支払われる広告です。

主に、認知度を高める目的に対して使われます。

表示さえされればクリックされなくても済むので1表示あたりの成約単価は1円以下である場合がほとんどです。

基本的には月間PV数が100万以上ある大規模なサイト向けであり、個人ブロガーがインプレッション型の広告を使うことはまずないと言っても過言ではありません。

インプ型の広告は「枠」を売るようなイメージで、固定額で直契約される場合もあります。

まとめ:初心者におすすめのアフィリエイトの種類は?

最終的なアフィリエイトの手法は、広告×媒体×集客方法の組み合わせで決まります。

スクロールできます
分類アフィリエイトの種類初心者収益性
広告ASPアフィリエイト
物販アフィリエイト
クリック型アフィリエイト
媒体ブログアフィリエイト
YouTubeアフィリエイト
SNSアフィリエイト
集客SEOアフィリエイト
PPCアフィリエイト
メルマガアフィリエイト

初心者が取り組みやすく、収益も高い組み合わせは、

  • 広告 → ASPアフィリエイト
  • 媒体 → ブログアフィリエイト
  • 集客 → SEOアフィリエイト

となります。

上記の組み合わせを柱にしつつ、報酬単価は低いものの、初心者にとって収益化の手ごたえを得やすい物販アフィリエイトやクリック型アフィリエイトを併用していくのがお勧めです。

実践にあたっては、ブログの準備とASPサービスに登録が必要です。下記の記事で詳しく解説しています。

ブログの始め方

初心者におすすめのアフィリエイトASP9選

本記事の内容詳細(目次)