ブログ記事を上手にパクる方法【どこまでならOK?】

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ブログ記事を上手にパクる方法【どこまでならOK?】

上手い人を徹底的にパクれってよく言われますが本当にパクって大丈夫なんでしょうか?訴えられない?

こんな疑問にお答えします。

ブログの上達は、上手な人をパクるのが近道です。

しかし、もちろん丸パクリやコピペはNG!言葉通りに丸パクリしたり、コピペしたりするともちろんダメです。

そこでブログを丸パクリしたりコピペしたりするのではなく、上手にパクる方法について解説します。

私はブログ歴5年になりますが、一度だけ完全に丸パクリをされたことがあります。なぜ気づいたか・どう対処したかなどについても解説します。

パクり力はブログ運営では必須のスキルと言えるので、うまくパクるコツを身につけてブログを爆速で伸ばしましょう。

本記事の内容
  • どこまでのパクりならOKで、どこからがNGなのか
  • 丸パクリするとどうなるか
  • 上手にパクる手順
  • ブログ記事がパクられた時の対処法
本記事の内容詳細(目次)

どこまでやるとパクりになる?OKラインとNGライン

どこまでやるとパクりになる?OKなラインとNGのライン

まず、どこまでならパクったことにならないのかのボーダーラインについて確認しましょう。

記事のコピペ・丸パクリは完全アウト

冒頭でも述べた通り、完全なコピペ・丸パクリというのは当然NGです。

一言一句丸ごとコピペするのはもちろん、ほんのちょっと書き換えただけというのも基本NGです。

これは常識ですし、著作権法違反でもあります。

偶然の一致の可能性が高いものはセーフ

では、どういうケースなら大丈夫なのかというと例えば下記のようなケースです。

パクりにならないもの

まあまあ多いと感じられたかもしれません。

偶然の一致が発生する可能性があり、悪意をもってパクったと断定できないようなものはセーフです。

いわゆる「参考にさせてもらう」範囲のことです。

潔癖な人は「参考にする」ことを嫌うかもしれませんが、どんなことでも習得する際には最初はまず真似てみて上達していくはずです。

ブログで「参考にする」というのは日常茶飯事なので、あまり潔癖になりすぎないようにしましょう。

ブログ記事を丸パクリするデメリット

ブログ記事を丸パクリするデメリット

念押しになりますが、「参考にする」を言い分に、丸パクリすることを推奨しているわけではありません。

もし、悪意を持って丸パクリやコピペをすると、下記のようなデメリットが発生します。

パクった方の記事はインデックスされない

Google は、固有の情報を持つページをインデックスに登録して表示するよう努めています。(中略)ごくまれなケースとして、Google でのランキングの操作やユーザーへの偽装を意図した重複コンテンツが表示される可能性が認識された場合も、Google では関係するサイトのインデックス登録とランキングに対して適切な調整を行います。その場合、該当するサイトはランキングが低下するか、Google インデックスから完全に削除されて検索結果に表示されなくなる可能性があります。

Google 検索セントラル - 重複コンテンツの作成を避ける -

Googleは大元の情報を重視し、複製された情報は無視あるいは削除する傾向があります。

また別のドキュメントでも、下記のように無断複製したコンテンツについて言及されています。

無断複製されたコンテンツの例としては、次のようなものが挙げられます。

  • 他のサイトのコンテンツをコピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなく転載しているサイト
  • 他のサイトのコンテンツをコピーし、(語句を類義語に置き換えたり自動化された手法を使用したりして)若干の修正を加えた上で転載しているサイト
  • なんらかの独自の体系付けやユーザーへの利便性を提供することなく他のサイトからのコンテンツ フィードをそのまま掲載しているサイト
  • ユーザーに実質的な付加価値を提供することなく、他のサイトの動画、画像、その他のメディアなどのコンテンツを埋め込んだだけのサイト
Google 検索セントラル - 無断複製されたコンテンツ -

丸パクリしたところで、インデックスされない可能性が高い上、サイト全体にペナルティが課される可能性もあるため、やるだけ無意味ですね。

読者の信頼を失う

読者の信頼を失う

丸パクリをしたサイトは読者にも案外バレてしまうものです。

読者は丸パクリしていると気づけば情報が正しいのか怪しいと感じてしまうので、二度とブログに訪れてくれることはなくなります。

読者の課題解決をしていく中で、読者の信頼を失うのは致命的です。

最悪、著作権侵害で訴えられる

最悪、著作権侵害で訴えられる

パクられた側は必ずしも過激な手段を講じるとは限りません。

ですが、被害の大きさによっては著作権侵害などで訴えられてしまうこともあり得ます。

そしてもちろん、100%負けてしまうので賠償金を支払わなければならなくなります。

ブログで稼ぐはずが、賠償金を支払ってしまっては本末転倒ですよね。

丸パクリしても全くメリットはありませんので完全な丸パクリは避けるようにしましょう。

ブログ記事を上手にパクる3つの手順

ブログ記事を上手にパクる3つの手順

では、ここからは「上手に参考にさせてもらう」方法について手順を解説します。

パクる部分を要約しリストアップする

まず、パクりたい部分がきまったら、その部分を要約してみましょう。

主旨だけを抜き出すイメージです。例を挙げると下記のような感じです。

パクり元の文章(※私が書いたものです)

U-NEXTは、一契約で最大4人まで同時に接続して視聴することができます。料金は2,189円と動画配信サービスの中では最も高くなりますが、家族で利用するなら個別に契約するよりずっとお得です。4人で使えば1人あたり約547円となり、最安のdTVよりも安くなります。その上配信数は26万本以上!動画配信サービスの中では最大です。

パクる部分の要約例
  • U-NEXTは4人同時接続可
  • 料金は高いが家族で使うなら逆にお得になる場合もある
  • 配信数も動画配信サービスでは最大の26万本

元の文章を分割し、要点だけまとめる感じです。

要約した内容を自分の言葉で説明する

次に、要約した内容に対して自分の言葉で説明するようにしましょう。

自分の言葉に置き換える例

最大4人まで同時接続するU-NEXTは家族での利用に最適です。私のように家族3人で使うと一人当たりにすれば約730円になり、これはHuluやFODを個別に3契約するよりお得です。その上配信数は26万本もあり、最新作から旧作まで楽しめます。

元の文章からパクったのは「家族で頭割りすると安くなる」というアイデアの部分です。

このくらいのアイデアなら、普通に様々なブログでも言及されていますし、誰でも思いつきます。それを自分の家族の例を交えることで元の文章から丸パクリしていないようにしています。

オリジナルコンテンツを追加する

自分の言葉で説明するだけでも大抵の場合は十分なのですが、最後に、もうひとひねりしてオリジナルの内容を加えておくとさらに良いです。

パクり元の文章(※私が書いたものです)

U-NEXTは、一契約で最大4人まで同時に接続して視聴可能です。料金は2,189円と動画配信サービスの中では最も高くなりますが、家族で利用するなら個別に契約するよりずっとお得です。4人で使えば一人あたり約547円となり、最安のdTVよりも安くなります。その上配信数は26万本以上!動画配信サービスの中では最大です。

オリジナルコンテンツを加えた最終的な文章

最大4人まで同時接続するU-NEXTは家族での利用に最適です。私のように家族3人で使うと一人当たりにすれば約730円になり、これはHuluやFODを個別に3契約するよりお得です。同時接続が可能なサービスとしては他にNetflixもあり、U-NEXTと同じく4人で使えますが、配信されている作品数が圧倒的に違います。

オリジナルで追加した部分は、類似したサービスに流れないようにブロックした部分です。

上記のような感じになると、元のオリジナル文章と比べてもパクった感じは一切ないはずです。

ブログ記事を上手にパクるコツ

ブログ記事を上手にパクるコツ

ブログ記事をパクる際のコツは以下のとおりです。

パクり元の記事を超える内容にする

ブログ記事をパクる際は、上位記事からパクることが多いはずです。

自分の書いた記事が上位表示された際、既存記事と全く同じこと「しか」か書かれていなければ、既視感が強く、「他に得られる情報はない」と判断されてブログを去ってしまうでしょう。

パクり元の記事を超える内容にすることによって、元の記事を上回る順位になることも可能になります。

記事構成をパクる際に特に注意したいこととして、元の記事を読んで疑問に感じたところを補足する内容や、自分の経験を具体例に挙げるなど、元記事をこえることが重要です。

コピペチェッカーを使う

自分の言葉で書き、オリジナルコンテンツを追加したつもりでも、コピーしたことになってしまうか不安に感じるかもしれません。

そういった場合はコピーチェッカーを使うと簡単に判定でき、安心できます。

こぴらん

文章を貼り付けてチェックボタンを押すと、ネット上に類似するページがないか確認できます。

sujiko.com

URLを比較するのに利用するツール。どちらかと言えば、パクりサイトを発見した際に一致度を測るのに役立ちます。

CopyContentDetector

登録が必要ですが、無料で利用できます。一致率・混成判定・類似度判定がわかり、判定結果も見やすいのでおすすめです。

オリジナルの内容を増やして意図していないコピペにならないようにしましょう。

どうしても丸パクりしたい場合は引用する

解説をする中で、どうしても自分で解説するのが適切というわけではありません。

むしろ外部の記事を引用して用いる方が逆に説得力を増すシーンもありますので、無理にパクろうとせず、引用で済ませることができないかを検討してみましょう。

引用の場合は、引用の内容が主にならず、あくまで補足的に利用し、引用元を明記すればOKです。

ブログ記事がパクられた時の対処法

ここまではブログで上手にパクる手順やコツについて解説してきました。

反対にパクられてしまった場合の対処法について解説します。

実は私はかなり悪質な丸パクリに遭ったことがあります。1記事だけですが、文章をほぼ丸ごとパクられており、何なら画像は元記事を参照するというサーバーリソースの盗用まで行ったサイトでした。

記事がパクられたことを気付いたきっかけ

私が書いていた記事をパクられたことを知ったきっかけは「コメントに通知がきたから」でした。

WordPressは初期設定では、ブログ内に張られた全てのURLに対して、ピンバックの通知を試みます。この時、相手のブログにはコメント通知が出ます。

ある日、運営中のブログの一つにコメントの通知がありました。コメント欄を閉じているので不思議に思い、内容を確認してみました。

すると、特にコメント内容は書かれておらず、ただURLがかかれているだけでした。ピンバックは元記事のURLをコメント内容に残すので見てみると、私の運営しているサイトのある記事がほぼ完全にコピペされていました。

インデックスされているかを最初に確認しよう

インデックスされているかを最初に確認しよう
検索結果数が0件ならインデックスされていない

記事がパクられたことに気づいたら、最初に実害が出そうかどうかを確認しましょう。

Googleの検索窓に「site:パクり記事の完全なURL」を打ち込み、インデックスされているかどうかを確認します。

ほとんどの場合、インデックスされないはずです。Googleを信じましょう。

検索エンジンにインデックスされるまでには少し時間がかかりますので、数日たってから再度同じようにチェックするようにするといいです。

私の場合、丸パクリした記事は実際インデックスされていませんでした。

スクショ(魚拓)を取る

スクショ(魚拓)を取る

次にやることとして、何かあった時に備えて証拠を取ることです。

スクショはブラウザ画面全体や、ウェブ魚拓を使えばOKです。

運営歴が長いとインターネットアーカイブに登録されることもあります。

運営者に連絡する

続いて掲載の取りやめを要求します。

ただし、こういった丸パクリを堂々としてくるサイトというのはほとんどの場合、連絡手段を用意していません。

連絡が取れるようになっていたら掲載を停止するよう抗議しましょう。

この時点で運営者に連絡が取れ、対応してくれた場合はそれ以降の対応はしないようにした方が良いでしょう。

理由はシンプルにそれ以上のことをしても大して得をすることは何もないからです。

私の場合、運営者の情報は一切掲載されていませんでした。

サーバー会社に連絡する

SEOチェキでサーバー会社を調べる
上記例ではXSERVER(エックスサーバー)だとわかる

運営者に連絡が取れない場合は、ホストしているサーバー会社を経由して連絡するほかありません。

サーバー会社はSEOチェキを使うと簡単に調べることができます。

サーバー会社はプロバイダー責任制限法という法律によって著作権侵害に当たるコンテンツを掲載していると、情報開示を求めることができます。

ただし、基本は書面でのやり取りとなります。

パクりサイトは運営会社がエックスサーバーとわかりましたが、この方法は取りませんでした。さすがに書面でのやり取りは面倒だったので・・・

Googleに連絡する

Googleに連絡する
著作権侵害の報告:ウェブ検索の申請フォーム

サーバー会社に連絡するのは直接的かつ最終手段です。

パクられたページに一般ユーザーがたどり着けなくすればひとまずOKという場合はGoogleに通報してインデックスから削除されるように働きかけます。

著作権侵害の報告: ウェブ検索」ページにアクセスし、必要事項を記載して送信します。

こちらはオンラインでのやり取りがメインなので簡単です。

私の場合は事前の確認で既にインデックスされていないことを確認していたので送信しませんでした。

直リンクされた画像を差し替える

パクりサイトが画像を直リンクしている場合、下記のような対策が可能です。

  • 画像を削除して別のファイル名にして入れ替える
  • パクりサイトのドメインから画像にアクセスされた場合に別の画像を返す

やり方は.htaccessの最後に下記のように記述します。

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_REFERER} ^https://パクりサイトのドメイン/.*$
RewriteRule ^(.*).(jpeg|jpg|gif|png|webp)$ /images/worning.png

たった3行を書くだけで、画像を参照された場合に別の画像を返します。

私はこの方法を取りました。理由はシンプルで、パクりページがインデックスされておらず、一般ユーザーがアクセスする可能性は極めて低いと判断し、運営者が気づけば良いと考えたため。画像の内容は目立つ色あいにし、掲載を取りやめてほしい旨を記載しておきました。

まとめ:正しくパクってブログを成長させよう

本記事のまとめです。

パクりにならないもの
  • 文章構成
  • カテゴリ構成
  • サイトのテーマ・ジャンル
  • 記事テーマ
  • 文体
  • デザイン・装飾
  • 広告の貼り方・位置
  • 引用する資料
  • 客観的事実
文章をパクる時の手順とコツ
  • ブログでパクるとは、丸パクリ・コピペをするのではなく、「参考にさせてもらう」こと。
  • パクる際は、パクる内容を要約してリストアップした上で、自分の言葉で書き換える。
  • さらにオリジナリティを加え、元記事の内容を上回るようにする
  • パクった部分が不安な場合はコピペチェッカーを使うと良い
  • 参考情報などは、引用を使う方が良い

正しくパクれば爆速でブログは成長させることができます。

本記事の内容詳細(目次)