ブログを始めて半年ほど経ちます。量を重視しているんですが、やっぱり質を重視するべきですか?
ブログは質を取るべきか、量を取るべきか・・いろんな意見があって正解がわからないです・・
順位が上がらない・アクセスが増えないと、取り組み方が間違っているのではないかと考えてブログ記事の質と量はどちらを重視して書くものなのかを調べられている人も多いはず。
実際調べてみると、様々な意見があって、統一見解がないので余計に迷ってしまうかもしれません。
そこで本記事では、最も当たり前と言える結論と、現実的な打ち手について解説します。
- ブログは量と質どちらを重視するべきか?
- いきなり質は上がらない
- 意識的に取り組めば、質が上がるまでの時間を短縮可能
- ブログの量を増やすには習慣化と仕組化が必要
- ブログの質と量を高めるために意識を変えよう
ブログは量と質どちらを重視するべきか?
最初に結論ですが、ブログは量も、質も、どちらも重要です。
ブログは量も質も重視するべき【当たり前】
下記のうち、最も理想的なものはどれでしょうか?
- 質は低いが1000記事くらいの量があるブログ
- 質は高いが10記事しかないブログ
- 質が非常に高い記事が1000記事以上あるブログ
言うまでもなく、3番目のブログが最高であり、全ブロガー・アフィリエイターが目指すべきブログの姿ですよね。
当たり前のことをいきなり言ってしまってすみません。しかし、そもそも質か、量か、なんていうのは最初から結論が出ていますよね?という確認です。
理想的な状態が明らかなのであれば、後はそこに向かう方法を考えるだけであり、迷う必要は一つもありません。
Googleは質を重視
尚、Googleは公式ブログの中で、良質なコンテンツを届けたい、と主張しています。
もちろん、質が高ければ量は少なくても良い、と言っているわけではないので当然質の高いコンテンツを「たくさん」届けたいはずです。
【悲報】いきなり質は上がりません
量については単純に作業量を増やせば増えることは想像できますよね。
しかし質となるとどうでしょう?どうやったら質が上がるのか、わからないという方も多いはず。そんな方に質を上げるシンプルな方法を解説します。
質を上げるには一定の量が必要【量質転化の法則】
人間は学習することができ、成長できる生き物です。
最初から何でもうまくできる人は少なく、繰り返し反復していく中で少しずつうまくなったり、短時間でこなせるようになっていったりするものです。
つまり、質を上げるためには、一定の量をこなさないとついてこないはずです。
量をこなしていった時、ある時それが質に変わる瞬間があります。量を積み上げていくと、いつしかそれが質に変わるということです。
このようなことを量質転化の法則と言います。
証明:100本書いた後に1本目を読み返すと理解できる
量をこなしても質が上がるということがイマイチピンとこない方もいらっしゃることでしょう。とても簡単な証明方法があります。
ブログはよく、「初心者は四の五の言わず、まずは100本記事を書け」と言われます。
100という数字の妥当性はともかく、まずは100本、実際にブログ記事を書いてみてください。
書き終わったら、1本目の記事を読み返してみると、驚くと思います(私は衝撃を通り越して笑撃でしたよ・・)。
ブログの1記事目を書いたとき、多くの人はブログ記事の書き方を理解しないまま書いていたはずです。
よほど文章が得意でない限り、今すぐ書き直したいという衝動に駆られるはず。量をこなした後に振り返ってみると、確かな成長を実感できるはずです。
【朗報】意識的に取り組めば、質が上がるまでの時間を短縮可能
ブログ記事の質を上げる近道は、意識的に改善することと、必要な知識を座学でしっかり押さえることです。
基本的なブログの書き方をパーツ毎に押さえる
ブログ記事は文章で構成されますが、様々なパーツ・パートに分かれています。
事前に各パートの最適な書き方を頭に入れておくと、それを量によって練習することになるので質が上がるスピードが上がります。
記事タイトル | ブログ記事タイトルの付け方のコツ11選 |
ディスクリプション | メタディスクリプションの書き方 |
アイキャッチ画像 | ブログのアイキャッチ画像の作り方 |
リード文 | ブログのリード文の書き方テンプレート |
見出し・目次 | ブログの見出しの付け方 |
文章構成 | ブログ記事の文章構成の作り方を7つの手順で解説 |
本文 | 読まれるブログ記事の書き方テンプレート |
まとめ・結び | ブログ記事の「まとめ」は超重要!6つの役割と書き方を解説 |
ブログの質とは、読者満足度のこと
ブログの質は作者ではなく、読者が決めます。
書き手として満足のできる記事に仕上がったとしても、それを評価するのはあくまで読者です。
- たくさんの文字数を書いたから質が高い
- たくさんの時間をかけて書いたから質が高い
- たくさんの画像を使ったから質が高い
上記のような「書き手の努力」は読者にとってはどうでもいいことです。
読者が重視するのは自分の知りたいことが知れるか、悩みを解決できるかの1点です。
記事を書いたら数値を見る
ブログ記事は文章ですので、評価をしにくいのも事実です。
しかし、ブログ記事を公開すると、各種数値が出てくるので、それを参考に改善をすすめます。
- アクセス数 → 何人が読んだか
- 検索順位 → 競合する記事より優れているか
- 滞在時間 → どのくらいじっくり読まれたか
- 直帰率 → 期待した内容があったか
- 広告のクリック率(や収益額) → どのくらい読者が行動に移ったか
上記のような数値を見て、「改善点を見つける」ようにしていくと短時間で質を上げることができます。
ブログの量を増やすには習慣化と仕組化が必要
今度は量の増やし方です。量は単純に作業時間を増やせばいいのですが、仕組化と習慣化を組み合わせると最大化できます。
仕組化:記事を書く流れを把握する
ブログ記事を書く際は、概ね下記のような流れで書きます。
- キーワード選定
- リサーチ
- 記事構成
- ライティング
- 画像作成
- 記事装飾
- 最終確認
基本的な作成の流れを統一することで自然と流れができ、隙間時間を有効活用して効率を上げればアウトプットできる量を増やすことができます。
仕組化:テンプレートを使って書く
ブログ記事は、基本的な「型」といえるものがあります。
記事を書くたびに毎回作成方法を変えていくと時間がかかります。
- 書き出しパート
- 本文パート
- まとめパート
パートごとの書き方は下記の記事を参考にしてください。
習慣化:毎日継続する
ブログは習慣化がなにより重要です。
毎日記事を公開する必要はありませんが、毎日何かしらの作業を継続すると、量質転化も効果的に機能し、効率よく記事を作成できます。
ブログの質と量を高めるために意識を変える
質か量を考えた時点で負けている
厳しいことを言いますが、ブログ記事の作成について、量か、質かを考えた時点で、既にライバルに負けていると思った方がいいです。
ライバルは日々ブログを書き、質を高め、量もこなしています。
理想的な状態を目指して一心不乱に努力している人はたくさんいます。
どちらも重視するべきものなのに、どちらかを優先しようとした時点で負けてしまっていることを反省するべきでしょう。
上位ページは血のにじむ努力の結果である
ブログ記事は書いてそれで終わりではありません。
上位に表示されているページはほぼ例外なく、血のにじむ努力を惜しまず改善が行われた結果、検索順位が上がっているのです。
検索で上位に表示されるページの座席を奪うには、単純に彼ら以上の努力をすれば良いのです。
「だって・・」「でも・・」と言い訳をせず、読者満足度を高めることにフルコミットする意識を持ちましょう。
まとめ:質も量も重視し、まずは量をこなして質を上げよう
本記事は、やや厳しめの意見になりましたが、自分に向けて書いたつもりです。
競合サイトはどのサイトも作り込みが半端なく、読みやすく、読了後に取るべき行動も明示されています。
上位サイトに負けない品質と量を実現するために、まずは量をこなすところから始めて徐々に質を高めていきましょう。