ブログを更新したいけどいいネタが思いつかない!
ネタ切れ知らずでどんどん更新するにはどうしたらいいの?
こんな疑問にお答えします。
選んだブログジャンルで50記事くらい書いていくと、「書くべき重要なテーマ」については書き切ってしまい、次に書く記事のネタに困ってしまう、というのを経験するはずです。
ネタ切れ状態で一旦「もうこれ以上ムリ!」となってしまうとなかなか抜け出せなくなってしまうもの。
本記事では、ブログのネタ切れに対し、「ネタ出しの方法」と、今後同じようにネタ切れが発生しないようにするための「予防方法」を解説します。
両方実践できればネタ切れ知らずでモリモリ更新し続けていくことができるようになりますよ!
- ブログのネタ切れが起こる原因
- ネタ切れした時の6つの対処法
- ブログのネタ切れを予防する3つのリスト
- ネタ切れを解消するマインド
- それでもネタ切れした時にするべきこと
ブログのネタ切れが起こる原因
まず、そもそもネタ切れが起こる原因について確認しましょう。
ブログのテーマや方向性が決まっていない
雑記ブログに多い傾向ですが、ブログに掲載する記事を「思いつき」で決めていると次第に発信したいネタもなくなってきます。
誰に対してどんな情報を発信するのかの方向が決まっていないと、自由すぎて逆に何を書くべきか悩んでしまうことになります。
例えば「日々の生活改善情報を自由に発信するブログ」だと、自分の経験などを元に記事を作成することになると思いますが、経験を中心にブログを作ると当然限界に達するのも時間の問題と言えます。
一方、「節約の仕方をわかりやすく紹介するブログ」だと、「節約」という範囲が決まると同時にターゲットの悩みもある程度絞り込むことができるので、自然と記事ネタが思いつくはずです。
まずは、「誰に」「なんの情報を届けるか」を考えてみてください。
これまで書いてきた記事が「なんの役に立つのか」に注目してみると、言語化できる可能性が高いです。
ジャンルの知識量が足りていない(インプット不足)
ブログは特定のジャンルで数十本も記事を書いていくわけですから、おのずと記事ネタは知識量に比例することになります。
- 新しい商品やサービスが出てきていないか
- 既存の商品・サービスの内容に変更がないか
- 新たなニーズが発生していないか
- 未確認の競合が出てきていないか
といったことを定期的に調査し、知識量を常に最新に保つことが重要です。
書きにくいテーマを避けている
自分の経験したことのあるテーマだとサクっと書けますが、ユーザーのニーズに沿ったものだと必ずしも自分で経験していなかったり、知識が少なかったりしますよね。
そういった「あまり詳しくないこと」や「書きにくいと感じるテーマ」を後回しにしていると作成できる記事ネタは増えていきません。
書きやすいテーマにばかり逃げず、少し学べば書ける記事は積極的に取り組みましょう。
1本の記事に複数のテーマを盛り込む傾向がある場合
ブログ記事は基本的には1記事につき1つのテーマで記事を書きます。
しかし、別の記事にするほど大きなトピックスでないからそのまま記事に書いてしまう、ということはよくあることですよね。
元のトピックスから大きくそれた内容になってしまいがちなので、記事のメイントピックスではないことはできるだけ別の記事にまとめるのがおすすめです。
ブログ記事のネタ切れが発生した時の6つの解決方法
ネタ切れが発生した場合にどのように対処すればいいのか、「記事のネタ出しをする方法」を6つ用意しました。
- ラッコキーワードで掘り下げる
- 競合サイトが取り扱っているテーマから探す
- 細かい商品の比較表を作る
- 子記事の作成(別記事で深堀り)
- まとめ記事の作成
- SNS・ニュースに反応する
ラッコキーワードで掘り下げる
一つ目の方法がキーワードをより深いレベルまで掘り下げる方法です。
例えば在宅ワークというキーワードだと、800ワード以上のサジェストワードが見つかりますが、在宅ワーク 副業でも130ワード以上のサジェストが見つかります。
もし、在宅ワーク 副業で1記事しか書いていないなら、在宅ワーク 副業 月収や在宅ワーク 副業 初心者といったワードでも記事を作成してみると自然と作成するべき記事テーマが見つかります。
サジェストのサジェストを探す、ということです。
競合サイトが取り扱っているテーマから探す
現在は情報が溢れており、ASPアフィリエイトにせよ、物販アフィリエイトにせよ、後発として取り組むことになるはずです。
先行するサイトが必ずありますので、ライバルサイトが取り扱っている記事ネタで自サイトでやっていないものがないかを探す方法です。
1記事ずつ目視で見るのは時間がかかりすぎますので、下記の方法から選ぶと効率よく探せます。
- HTMLサイトマップで記事リストを作成する
- XMLサイトマップで記事リストを作成する
- Website Explorerでサイトのページをすべて抜き出す
HTMLサイトマップで記事リストを作成する方法
HTMLサイトマップを用意している競合サイトなら、記事の一覧はコピペだけで作成できます。
HTMLサイトマップは多くの場合、グローバルナビやフッタメニューに設置されているので探します。まれにサイドバーにある場合もあります。
ブラウザで表示した状態でそのままコピーすればOKです。
Excelなどに貼り付ければ完成です。
XMLサイトマップで記事リストを作成する方法
XMLサイトマップが表示されます。
URL一覧が表示されるのでURLの一覧をコピーします。
A列がURLの一覧になったら、B1に「=IMPORTXML(A1,"//title")」と入力します。
ページタイトルを読み込みに行きますので、しばらく待ちます。
タイトルタグが取得されたら、他の行にも数式をコピーし、リストを完成させます。
Website Explorerでサイトのページをすべて抜き出す(Windowsのみ)
最後はフリーのウェブサイトの記録を取るアプリです。
競合サイトの巡回が始まります。完了するまでサイト希望によっては数十分かかるので気長に待ちます。
調査して抽出されたデータをCSVで保存します。
URLとタイトルのリストを記事リストに追加すれば完成です。
細かい商品の比較表を作る
主にジャンル特化ブログを運営する際の対策です。
知識が足りてないことに起因する記事ネタ不足の対策として、取り扱っている商品についての「日本一詳しい商品比較表」を作ってみましょう。
例えば、私は動画配信サービスのサイトを運営していますが、10社近くあるサービスを131項目で比較した表を用意しています。
項目数は日々増えており、全ての項目で記事化したりできるわけではありませんが、「日本一細かい商品の比較表を作る」ことを意識しています。
これをすると、「商品」という縦軸の情報だけでなく、商品間の横軸という切り口での発見ができるようになり、それが記事ネタにつながります。
競合サイトも気づいていないようなポイントに気づく場合もあり、それは高い専門性や権威性につながるため、SEO的にも重要です。
何より、ユーザーは商品について非常に詳しい「専門家」から買いたいわけですので、商品を売りたいならまずは商品の専門家にならなければ売れるようにはなりません。
子記事の作成(別記事で深堀り)
あるテーマについて語るとき、関連する別のテーマについても前提知識として記事内で触れなければならなくなることはよくありますよね。
この前提知識部分や詳細情報部分を1つの記事にすべて含めるのではなく、別の記事に「スピンアウト」するイメージで子記事を作成します。
親記事に関連性の高い内部リンクを送ることもでき、非常に関連性が高いので、相互に回遊も発生しやすくなります。
元記事のテーマも焦点がぼやけがちになっていた部分もテーマが明確になるので、一石二鳥です。
まとめ記事の作成
ある程度記事が増えてきたら、特定のテーマに沿った集約記事を作成するといいです。
例えば在宅ワーク 副業 月収・在宅ワーク 副業 初心者・在宅ワーク 副業 デメリット・在宅ワーク 副業 始め方のような感じで記事を書いてきたなら、在宅ワーク 副業でまとめ記事を作成します。
3語ワードで書いてきた記事でまとめ記事を作成することで、より検索ボリュームの多い2語ワードの攻略が可能になるためおすすめです。
加えて、まとめ記事を書く際にはさらに別の子記事が必要になる場合もあり、記事ネタがさらに増える効果も期待できます。
SNS・ニュースに反応する
ブログで扱っている商品やサービスに関するニュースが出たときに、取り上げる方法です。
- 広告主からASP経由で連絡がある情報をいち早くサイトに掲載する
- プレスリリースで発表された内容についての解説記事を早めに掲載する
- SNSで話題になっている内容についての感想や解説をブログ記事にまとめる
ニュース性の高い情報は、取り扱っているサイトが少ないのが特徴です。
競合のいないところで発信するので、検索された際に流入する可能性がかなり高くなります。
情報のキャッチアップは、各SNSの「トレンド」機能や人気タグ機能・ニュースサイトの情報などをまめにチェックしてする、というものです。
ブログのネタ切れを予防する方法
ブログのネタが切れたときに解決する方法を紹介しました。
ここからは、そもそもブログのネタ切れが発生しないようにする方法を紹介します。
簡単に言えば、作るべき記事の「記事ネタリスト」を用意しておく、というものです。記事ネタは、大きく分けると
キーワードリスト
ユーザーが実際に検索したキーワードのサジェストは記事ネタの基本になります。
1語ワードまたは2語ワードから、関連するキーワードをすべて収集し、検索意図毎にグルーピングを行っておきます。
競合コンテンツリスト
競合サイトに掲載されているページのうち、自ブログでまだ取り扱っていないページをリストアップします。
リストから、自分のブログと異なるテーマや取り扱う必要のない記事、既に書いた記事は除外します。
競合記事のタイトルから推測される目標ワードを記載します。
作成予定ページリスト
キーワードリストと、競合コンテンツのリストを合わせたものが今後作成する予定のページリストになります。
目安として、100~300ページ分くらいストックできればベストです。
実際に記事を書く際はこの中から一つ選び、書いていくようにします。優先度や難易度、検索ボリュームなどを追加しておくと選びやすくなります。
それでもブログネタがなくなった時にすること
実際の運営の際には、それでもネタ切れが発生してしまうことがあるかもしれません。
そんな時にしてみるおすすめの作業を紹介します。
関連性の高い別ジャンルを取り込めるか検討する
作成した記事数が300記事以上くらいになると、さすがにそのジャンルにこれ以上広げるのは難しいと感じることでしょう。
その場合は、サイトの構成自体を見直すいい機会です。
例えば格安SIMの案件に取り組んでいるとします。格安SIMの価値は、「キャリアよりも安上がりなので、節約できる」となりますよね。であれば、節約を軸にジャンルの拡張ができないかを検討してみましょう。
あるいは、同じ通信関連である、Wi-Fi案件やプロバイダにジャンルを拡張し、「通信に関するブログ」にする、という方法もあります。
ブログが扱っているテーマが持つ「価値」に着目し、ジャンル自体を拡張する形をとると、うまくすれば「強くてニューゲーム」の状態になり、既に一定のアクセスのあるところに集客を呼び込める他、新たな集客窓口も増えるので相乗効果を狙えます。
記事のリライト
ブログの更新は新規記事を追加し続けることだけではありません。
既存の記事で上位表示できていないページがあるなら、リライトを行い、さらなる順位向上を狙いましょう。
SNSを育てる
記事を追加することは、新たな価値を生み出すことになります。
ただ、アクセスが集まっていないのだとしたら、価値が届いていないので、実質存在しないのと同じです。
新たな価値を生み出すことと、届いていなかった価値を届けることは同じことですので、集客のチャネルとしてSNSをそだててサイトに流入を増やしていくのがおすすめです。
まとめ:ブログのネタ切れが解消したらコツコツ記事を書こう
ネタ切れは、ブログを継続することの難易度を上げている原因の一つです。
ここを乗り切る方法を身につければブログを長期間にわたって継続でき、収益につながっていくので、ネタ切れとうまく付き合いながらコツコツ記事を書いていきましょう。
ネタ切れ以外でブログを書けなくてお悩みなら下記の記事も参考にしてください。
あなたがブログが書けない7つの原因と解決策【乗り越えられる】