たった10分!WordPressブログにお問い合わせフォームを設置する方法

お問い合わせフォームを設置する方法

WordPressの初期設定が大体終わったので、そろそろメールフォームの設置をしたいとおもいます。簡単に設置できる方法ってあるの?

問い合わせフォームはプログラムを設置しないといけないから難しくてやり方がわからない

WordPressブログにお問い合わせフォームを設置すると、訪問者が連絡を取る手段を提供できます。

お問い合わせフォームがあるのとないのとでは記事の信頼性にも影響が出てきます

お問い合わせフォームというと、なんだか難しい印象を受けますが、たった10分ほどで設置可能ですので是非挑戦してみてください。

本記事では、とりわけWordPressプラグインの中で人気の高いContact form 7を使ったメールフォームの設置方法について解説します。

本記事の内容
  • お問い合わせフォームはなぜ必要なのか
  • WordPressでお問い合わせフォームを設置する方法には何があるのか
  • Contact form 7を使ったメールフォームの設置方法
本記事の内容詳細(目次)

お問い合わせフォームは設置するべき?

お問い合わせフォームは設置するべき?

お問い合わせフォームはウェブサイトの基本機能の一つです。

企業のホームページでは当たり前のように設置されていますが、個人ブログで設置するべきでしょうか?

個人ブログにお問い合わせフォームを設置するメリット
  • GoogleアドセンスやASP案件の提携の審査に通りやすくなる
  • きちんとした運営元が運営しているサイトであるとアピールできる
  • 企業から仕事のオファーをもらえる場合がある
  • クローズドASPから登録の案内が来るようになる
  • ブログの内容に対して質問や、感想をもらうことができるようになる
  • 意図せず著作権を侵害していたことがわかった際、著作者から連絡をもらえ、適切に対応できれば問題にならない場合がある

上記のようにメリットばかりで、設置しない手はありません。

逆に設置する時のデメリットは、通常の記事の作成と比較して少しだけ難易度が高いという点です。

ただし、本記事で紹介している方法なら、短時間で設置・設定が可能です。

WordPressブログにお問い合わせフォームを作る方法

WordPressブログにお問い合わせフォームを作る方法

一言でお問い合わせフォームといっても、様々な設置方法があります。

代表的なメールフォームの設置方法
  • CGIを使って設置する
  • Googleフォームを利用する
  • 外部のメールフォームサービスを使う
  • メールフォームは設置せずにメールアドレスを公開する
  • WordPressのプラグインを使う

本記事では最後のWordPressのプラグインを使った方法を紹介します。

Contact Form 7でお問い合わせフォームを作成

Contact form 7でお問い合わせフォームを作成

WordPressのお問い合わせフォームで最も多く利用されているのがContact form 7です。

インストールするだけで送信ができる状態になるので初心者にも簡単に利用することができるのが人気の理由です。

Contact Form 7をインストール

Contact form 7をインストール

Contact form 7はWordPressの管理画面から簡単にインストールすることができます。

Contact form 7 のインストール
  1. プラグイン > 新規追加を選択
  2. 検索窓に<Contact form 7>を入力
  3. 検索結果からContact form 7の<今すぐインストール>をクリック
  4. <有効化>ボタンをクリック
  5. 管理画面の左メニューに「お問い合わせ」というメニューが追加されたらインストール完了です。

お問い合わせの固定ページを作成

まずは問い合わせフォームを設置するページを作成します。

STEP
Contact form 7のショートコードをコピーします
Contact form 7のショートコードをコピー
拡大できます

<お問い合わせ>メニューをクリックすると、インストール直後に「コンタクトフォーム1」というフォームが登録されています。

そのフォームの「ショートコード」欄に書かれたコードを丸ごとコピーします。

STEP
お問い合わせ用の固定ページを新規作成
お問い合わせ用の固定ページを作成
拡大できます

次に、固定ページを作っていきます(図はブロックエディタでの編集例です)。

  1. 固定ページ > 新規追加を選択
  2. タイトル部分に「お問い合わせ」と入力します
  3. ブロックの挿入ボタンをクリックします。
  4. ブロックのリストから「ショートコード」を選びます。
STEP
ショートコードを貼り付けて、スラッグを変更して公開
ショートコードを貼り付けて公開
拡大できます
  1. ショートコードの入力欄が画面に表示されるので、先ほどコピーしたショートコードを貼り付けます。
  2. スラッグを入力します(例:mail)
  3. <公開>ボタンを押してください。

上記で問い合わせページの作成は完了です。あっという間ですね。

テスト送信 & 受信確認

テスト送信し、メールを受信します
送信フォームと受信メールの内容(拡大できます)

問い合わせフォームの作成が終わったら正しく動作しているか確認しておきましょう。

  1. 先ほど作成したページにアクセスします。
  2. 氏名・メールアドレス・題名・メッセージ本文を入力して送信ボタンを押します。
  3. メールソフトで受信し、送信内容を確認します。

メールが正常に受信でき、入力した内容が送られていれば設置成功です。

Contact form 7を設置し、動作を確認するまでなら、わずか10分程度で設置可能です。

リョウジ

このまま利用しても全く問題ありませんが、もう少し細かく調整したいという方は続きをお読みください。

お問い合わせフォームのカスタマイズ

設置したフォームは最低限のお問い合わせを行うためには十分ですが、少々荒削りな印象にはなっています。もちろん、カスタマイズ可能になっています。

カスタマイズできるところ
  • 問い合わせフォーム
  • メール本文
  • 自動返信メール
  • 画面に表示される文言

フォームの内容をカスタマイズ

入力フォームのカスタマイズ
フォームのカスタマイズ(拡大できます)

フォームの内容をカスタマイズすることが可能です。

例えばお問い合わせの種別を追加したり、電話番号などが問い合わせの対応に必要であれば追加しましょう。

リョウジ

あまり多くの項目を追加し必須にしてしまうとお問い合わせ数が減りますので、個人ブログ用であればデフォルトのままでいいかと思います。

送信者向けの自動返信メールを設定

メールのカスタマイズ
メールのカスタマイズ(拡大できます)

デフォルトでは管理人にしかメールが送られてきません。

テスト送信をしたときに感じたと思いますが、「送信しました」とメッセージは出るものの、本当に送られたのかやや不安になる挙動です。

そこで、送信者に控えを送る「自動返信」を有効にしましょう。

自動返信メールを有効化する方法
  1. <メール>タブにある、<メール(2)を使用>にチェックを入れます。
  2. デフォルトで既に自動返信用の設定が入っているので、本文を中心に内容を確認します。
  3. 特に問題なければ<保存>ボタンを押します。

メッセージを編集しなければ、<メール(2)を使用>にチェックを入れるだけです。簡単ですね。

画面に表示されるメッセージのカスタマイズ

メッセージのカスタマイズ
メッセージのカスタマイズ(拡大できます)

Contact form 7では、問い合わせの送信に成功すると、画面下に完了のメッセージが表示されます。そのメッセージの内容を編集することができます。

自動返信メールを設定した時の修正例
「メッセージが正常に送信された」のデフォルト

ありがとうございます。メッセージは送信されました。

「メッセージが正常に送信された」部分を少し編集

ありがとうございます。メッセージは送信されました。控えをメールで送りましたのでご確認ください。

リョウジ

カスタマイズが完了したら、再度送信テストを行ってください。意図した通りの動きになっているか確認しておきましょう。

お問い合わせフォームへのリンクを設置

フォームの設置

送信テストを行い、メールフォームの微調整が完了したら、メニューに設置しましょう。

メールフォームのページは固定ページに設置するため、「投稿」のように新着順のリストに上がってきません。自分でリンクを設定してやる必要があります。

  1. 外観 > メニューを開きます。
  2. お使いのテーマのうち、フッターメニューになるメニューを選択してください。
  3. 最後尾などに今回追加したページを追加し、<メニューを保存>します。

これで設置作業としては全て完了です。お疲れさまでした!

まとめ:まずはContact Form 7でお問い合わせフォームを設置しよう

お問い合わせフォームはウェブサイトのマナーのようなもの。

連絡先の記載がないと、それだけで「怪しいサイト」「手抜きのサイト」と思われかねません。

きちんとメールフォームを設置することは、記事に対して責任を持つという姿勢を訪問者に見せることが出来るので、是非やっておきたいところです。

メールフォームを設置する場合はプライバシーポリシーもきちんと作っておきましょう。

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