毎日更新を決めたけど三日坊主で終わってしまった
ブログは継続が大切というのはわかるけど、続けるのは大変・・
ブログを始めるのは簡単ですが、継続していくのは容易なことではありません。
作業負担が大きい割に、なかなか結果がついてこないためです。
本記事ではブログを継続するコツや、継続する際に気が楽になる気の持ちようを紹介します。
無理なく続けられる方法を自分なりにみつけましょう。
- ブログを継続する6つのコツ
- ブログを継続するのに役立つマインド
ブログを継続するコツ6つ
私はブログを始めて6年が経過しました。
この間、辞めたりせず、継続をしています。といっても、毎日更新しているというわけではありません。平均すれば3日に1本くらいの記事を追加することを継続できている状態です。
要約すると、小さなルールを「決める」と継続しやすくなります。
場所を決める(誘惑を断ち切る)
ブログが続かない理由に、ブログ以外のことをする、というのが当てはまる方にピッタリの方法がこれです。
- 喫茶店
- 自習室
- コワーキングスペース
- 自宅の自室
- その他ブログ以外にすることがない場所
自宅だと、テレビ・家族との団らん・家事など、ブログ以外のことをする時間がどうしても増えてしまいます。
ブログ以外の誘惑をすべて断ち切れる場所を見つけ、ブログはそこで書くと決めると、「作業をするスイッチ」のようになります。
「毎日その場所に行く」のは非常に心理的負担の低いルールなので習慣化させやすいです。
時間を決める(ルーチン化する)
ブログを書く時間を決めるのもブログの継続には役立ちます。
- 出勤前の2時間
- 退社後の2時間
例えば上記のように決めれば、1日4時間の作業時間が確保できます。
1本のブログ記事を書くのに8時間かかるなら、2日で1本を更新できますね。
ブログをすることが先に決まり、ブログの何をするのかは後で決まっているのがポイントです。
行動目標を決める(達成感を仕組化)
ブログで目標を立てる際は行動目標を決めるようにすると効果的です。
私の場合は、週に2本必ず新規記事を公開する、を行動目標にしています。毎週で達成できているため、達成感を得られています。
ブログが継続できない理由の一つが達成感を得る方法を仕組化できていないから、というのもあるはずです。
見返りを求めるのをやめる(挫折の回避)
ブログを継続するにあたって、挫折を回避するために見返りを求めるのをやめるのも有効です。
人はついつい、「これだけやったからこのくらいの結果が出るだろう」と期待をしてしまうものです。
何かに「期待」をしてしまうと、それが得られなかったときに「失望」し、場合によっては「不満」さえ抱き、ついには「挫折」になったり「不安」になったりしてしまいます。
ブログとは作業量と結果が必ずしも一致しないものだ、という前提に立つことで挫折を回避できます。
量質転化が起こるように仕向ける(成長促進)
量質転化とは、量をこなすことで質に転換することのことです。
ただ、これには落とし穴もあります。例えば、字が下手な人が、単に文字を書くだけではいつまでたっても上達することはありません。
しかし、字が上手くなろうと思って文字を書き続けていたら、そのうちだんだん上達してくる、というのは想像できると思います。
このように、量が質に転換されるようにすれば成長を感じることができるのでブログを継続しやすくなります。
試行錯誤をしながら量をこなすようにするのがポイントです。
記事リストを作成する(完了の定義)
記事リストとは、ブログに書く記事を一覧にした表のことです。Excelやスプレッドシートで作成したものです。
- ブログの全体像が明確になる
- ブログの全体の記事数が見えてくる
- 全体の完成度に対して、現在の進捗が見える
人間、終わりが明確ではないことをずっとやり続けるのはよほどメンタルが強くない限りは辛いと感じるものです。
記事リストを作ると「完了の状態」が定義されるため、確実に前進していることを実感できます。
ブログの継続に役立つマインド
ブログを継続するにあたっては、「気の持ちよう」も重要です。
どのように考えるべきなのか、マインド的なことをまとめます。
アクセスがないのは当たり前
ブログを始めてから最初の6か月間くらいまではGoogleからのドメインの評価が低く、どんなに記事を書いたとしてもなかなか上位に表示されることはありません。
アクセスがないのは当たり前なのです。
ブログをしていると、他人の収益報告などを目にする機会がありますが、自分よりもすごい人ばかりで嫌になってしまいますよね。
他人と比較することで、アクセス数や収益額に「このくらいが普通」と決めつけてしまいがちですが、自分と完全に環境が同じわけではないので比較する必要はありません。
現時点で高い成果を上げている人も、アクセスが少ない時期は必ずあり、あきらめずにコツコツ積み上げてきたからこそ今があるのです。
自分のブログはアクセスが少ない期間であると考えてコツコツ積み上げていきましょう。
完璧主義は自己満足
ブログにおいて、完璧主義になるのは自己満足でしかありません。
記事の完成度は発信側が定義しており、読者が決めているわけではないためです。
完璧主義に陥ると、ブログを継続的に更新するのが難しくなってしまうため、一区切りついたところでどんどん公開していくようにしましょう。
手段の目的化に気を付ける
ブログの運営にあたっては、「こうするべき」と言われることがたくさんあります。
- まずは100本記事を書く
- 毎日更新する
これらを言葉通りに実践しようとすると、「なぜそうするのか」の部分が少しずつ薄れてしまい、最後には手段が目的化してしまうことがよくあります。
自分がやっていることの手段が目的になっていないかは常に気を付けるようにしましょう。
時には休んでもOK(自分を許す)
ブログを継続することが義務感が強くなってくるのは避けたいものです。
ブログをすること自体が苦痛に感じ始めたら思い切って休んでしまいましょう。
疲れたら休んでもいい、という「許し」があると、心理的な負担がぐっと下がり、「休んでもいいところなのにここまで頑張れた」ということが自信につながって継続できるパターンもあるためです。
ブログの継続に関するよくある質問
- 毎日更新はするべきでしょうか?
-
ブログ記事を毎日追加する「毎日更新」。
ブログ運営では、毎日更新をするべき、という意見もありますが、毎日更新はあくまで手段です。
毎日更新すること自体が目的化しないのであればできるに越したことはありません。
ただ、個人的には毎日更新ができるためには環境が重要で、専業ブロガーならするべき、副業ブロガーなら多くても2日に1本で十分です。
- ブログの継続率はどのくらい?
-
ブログを始めた人が1年後に継続している割合は、ブログの実態に関する調査研究の結果によると、
- 1年後:30%
- 2年後:10%
- 3年後:3%
となっています。2008年のデータなのでやや古いですが、現在もそれほど大きく変わっていないように思います。
それだけブログの継続は難しいものだといえますし、逆に言えば3年も継続すればほぼ勝てる世界ともいえます。
まとめ:自分にあった継続方法を見出そう
ブログを継続するコツやマインドについて解説しました。
ブログの継続ができるかどうかは、自分にあった継続方法を見つけられるかにかかっているといっても過言ではありません。
- 強制的にブログをする環境に自分を置く(場所・時間)
- 達成感を得られるようにする
- 成長を感じられるようにする
- 全体のボリュームを決める(終わりが見える・経過がわかる)
- 挫折しにくいマインドの持ち方をする
上記のようなコツをいくつか使って習慣化できれば無理なくブログを継続できます。