ブログ記事は60%の完成度で公開してOK【完了主義になろう】

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ブログ記事は60%程度の完成度でも公開してOK

記事を公開する基準は完成度で言えばどのくらいなんでしょうか?

文章は書き切りましたが、装飾や画像まで作っているとなかなか公開できません。作り切ってから公開するべきでしょうか?

こんな疑問にお答えします。

ブログ記事の完成度って気になりますよね。

目指しているのは選んだキーワードでの上位表示。

自分でも書けると思って書き始めた記事でも、案外うまくまとめきれず、公開するべきかどうか迷ってしまうことはよくあるものです。

仮に自信がない状態でも、一旦公開してしまうのがおすすめです。

本記事では、完成度を高めるよりも先に公開する方が良い理由を解説します。

本記事の内容
  • 記事の完成度が低くても公開するべき理由
  • ここまで書いたら公開していいという基準
  • 初稿の完成度を高める方法
本記事の内容詳細(目次)

ブログ記事の完成度が低くても公開するべき6つの理由

ブログ記事の完成度が多少低くても公開するべき理由について解説します。

ブログ記事は完成度が低くても公開するべき理由
  1. 評価と完成度は別問題
  2. 記事がインデックスされるまでに時間がかかる
  3. 今100%の完成度にしても成長後には50%くらいだったと気づく
  4. ブログ記事は後からリライトして完成に近づけるもの
  5. 誰にも迷惑はかからない
  6. 読者の反応を早く受け取れ完成度が高まる期間を短縮できる

理由1:評価と完成度は別問題

理由1:評価と完成度は別問題

ブログ記事の評価と、完成度は別の話です。

理想とする完成度が100%だとしたら、気持ち的には60%程度の完成度に達したら積極的に公開していくべきです。

というのも、Googleや読者からの評価と、筆者の評価(完成度)はイコールではないからです。

「書きかけ」の状態がなくなった時点で一旦公開してしまっても問題ありません。

理由2:記事がインデックスされるまでに時間がかかる

理由2:記事がインデックスされるまでに時間がかかる

ブログ記事を公開し、クローラーがサイトに来てインデックスされるまでには時間がかかります。

新規記事の作成ペースなどにもよりますが、個人ブログで新規記事がインデックスされるまでの期間は長い時では1ヵ月近くかかることもあります

公開したところですぐにアクセスが集まるわけではないので、早めに公開しておくほうが良いのです。

理由3:今100%の完成度にしても成長後には50%くらいだったと気づく

理由3:今100%の完成度にしても成長後には50%くらいだったと気づく

現時点で100%の完成度にできたと思っても、それは現時点での自己評価であって、後日ブログを見返したら完成度は50%程度だった、と感じることはよくあります。

どんなに今全力で書いたとしても、自分の成長に伴って全然良い状態ではなかったと感じるものなので、細かいことに気を取られて公開を見合わせる必要はありません。

理由4:ブログ記事は後からリライトして完成に近づけるもの

理由4:ブログ記事は後からリライトして完成に近づけるもの

ブログの強みはいつでもリライトできることです。

印刷物のように、一旦発行してしまったら修正が効かないメディアではありませんので、ちょっとした誤字修正から大幅な構成変更までいつでもリライトできます。

むしろ、ブログ記事は一度書いた切りで終わるのではなく、常に最新の状態に保ったり、より分かりやすくしたりといったリライトをする方が検索順位も上がりやすいもです。

後からリライトして完成に近づけるものだという認識でどんどん公開していくべきです。

ブログ記事のリライト方法

理由5:誰にも迷惑はかからない

理由5:誰にも迷惑はかからない

ブログ記事は、誤った情報を発信したりしない限り、記事を早めに公開して誰かに迷惑をかけるようなものではありません。

人間のすることですので、記事の内容に多少の間違いが含まれたり、複数の記事で矛盾が生じたりするのは当然です。

仮に記事の内容を信じて行動した結果、何か損害が出たとしても、最終的に行動することを決めるのは読者です。

悪意をもって間違った情報を流布しようとしていないのであれば、誰にも迷惑は掛かりません

理由6:読者の反応を早く受け取れ完成度が高まる期間を短縮できる

理由6:読者の反応を早く受け取れ完成度が高まる期間を短縮できる

早めに記事を公開するメリットとして、読者の反応を早くキャッチできる、というものがあります。

記事の公開後、読者の反応を見ていると、記事を執筆している時点で気付けていなかったことに気づくことも少なくありません。

早く公開すれば、その分早く読者の反応を知ることができ、修正できます。

ブログ記事は改善しようとすればいくらでも改良することは可能ですが、読者の反応を見ながら改善をすすめていく方が、結果的に完成度が高まるまでの期間を短縮できます

ここまで書いたら公開していい、という基準

ここまで書いたら公開していい、という基準

ブログ記事は60%の完成度で公開したらよい、というのはブログ運営における金言の一つです。

ただ、60%に一体何が含まれるのかは人によって受け取り方が多少異なります

ここまで書いたら公開しても良い、という基準がどこにあるのか悩むならひとまず下記を参考にしてください。

一通り文章を書き終えたら公開してOK

ブログ記事の内容は文章構成を作った時点で8割近くが完了しているといっても過言ではありません。

文章構成を作成し、それに沿った内容を一通り書き終えた時点で公開して構いません。

つまり、見出しと、書きかけの部分がなくなったら公開してOK、ということです。

さすがに書きかけの状態で公開してしまうのはSEO的にも低品質なコンテンツとみなされかねませんので、最低限書き切るようにはしておきましょう。

公開後に修正していいこと一覧

  • 記事装飾全般
    • マーカー
    • 太字や赤字の強調
    • 吹き出し
    • ボックス
    • ステップ
    • タブ
      など
  • 関連記事へのリンクの追加
    • 内部リンク
    • 外部リンク
  • 見出し下に入れる画像の追加・修正
  • 文章の表現・読みやすさ
  • デザイン関係の修正全般

上記のような「記事の主旨」以外の部分は公開後に修正しても全く問題ありません

何なら、公開後に記事構成を少し変更したり、他の記事との内容を合わせ直すなど、ちょっとした記事内容の修正が入っても構いません。

初稿の完成度を高める方法

初稿の完成度を高める方法

ブログ記事はリライトが前提ですが、初稿の完成度が高いに越したことはありません。

初稿の質を高めるための習慣や心がけ、コツを紹介します。

ブログの初稿の完成度を高めるコツ
  • 文章構成をしっかり練る
  • 誤字・脱字・リンク切れ・誤変換は絶対NG
  • 書きあがったらスマホで一読する
  • とにかくたくさん書く

文章構成をしっかり練る

ブログ記事は文章構成が9割と言っても過言ではありません。

初稿の完成度を高めるためには、読者ニーズにきちんと応える文章構成にできていることが不可欠です。

文章構成をせずにいきなり記事を書くと、書くべきことが抜けたり、本筋から脱線したりするため、執筆前に記事の骨格を作ってからライティングするようにしましょう。

誤字・脱字・リンク切れ・誤変換は絶対NG

上位記事に、誤字や脱字、誤変換など明らかな誤りとわかるものが残ったまま公開されている記事はめったに見られません。

ご自身の経験でも、重要な情報を調べている時に、誤字や脱字・誤変換を見つけてしまうと、「この記事で書かれていることは正しいのかな」と不安になった経験はありませんか?

Googleは記事自体の信頼性も重視しているので、誤字・脱字・誤変換などが絶対に残らないようしっかりチェックしましょう。

書きあがったらスマホで一読する

ブログ記事はPCで書かれることが多いですが、ほとんどのサイトでは閲覧の6割以上がスマホになるはずです。

ですので、内容をチェックする際はスマホの実機で確認し、PCでは読みやすくてもスマホで読みにくい箇所がないか確認しましょう。

とにかくたくさん書く

ブログ記事は書けば書くほど伝わりやすい記事を書けるようになります。

ブログはまず100本の記事を書け、とよく言われます。

これは、100本も書けば文章の書き方も上達し、内容が良くなっていく、という経験則を意味しています。

人によってライティングスキルの向上速度は異なりますが、とにかく書きまくることを最初は意識するようにしましょう。

まとめ:完璧主義を捨てて、完了主義になろう

ブログ記事は60%程度の完成度があれば公開していくべき、という点について理由を解説してきました。

なかなか記事が完成しない・なかなか投稿できない、と悩んでいる方は割と多いのですが、そういった方は劣っているとかではなく、単に自分の中で公開基準を決めていない・わからないというのが原因です。

メタ(フェイスブック)の創業者、マーク・ザッカーバーグ氏は

Done is better than perfect.(完璧であることより、まず完了させることが重要だ)

といっています。

完璧主義に陥り、世の中に出さないと、結果として何も始まっていないことになるので、とりあえず書き切ったらどんどん世に出していくことを意識しましょう。

ブログ記事のリライトのやり方

本記事の内容詳細(目次)