ブロガーとアフィリエイターの違いを解説【始めるならどっち?】

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ブロガーとアフィリエイターの違い

アフィリエイターを目指しています。ブログを作る上でブロガーとは何が違うのでしょうか?

副業ブログで稼ぎたいと思います。ブロガーとアフィリエイターではどちらが稼げますか?

ブログで稼ぐ上で、ブロガーと言われる人とアフィリエイターと言われる人がいて、どういう違いがあるのか疑問に思う方も多いと思います。

どうせなら稼げる方になりたいと思うのは当然ですので、ブロガーとアフィリエイターについて稼ぎ方の違いや収益性の違いなど、素朴な疑問にお答えします。

本記事の内容
  • 売るものの違い
  • 運営目的の違い
  • サイトの作り方の違い
  • マネタイズ方法の違い
本記事の内容詳細(目次)

ブロガーとアフィリエイターの違い① 売りたい商品の違い

ブロガーとアフィリエイターの違い① 売りたい商品の違い

ブロガーとアフィリエイターの違いとして、最も象徴的な違いは売りたい商品が決まるタイミングです。

ブロガーは売りたい商品が後から決まる

ブロガーは、読者の課題に対して自分の経験などを踏まえつつ、解決方法を紹介する記事を作成します。

読者の課題によって提案するべき商品が変わってくるため、売りたい(紹介したい)商品は後から決まります。

アフィリエイターは売りたい商品が最初に決まる

アフィリエイターはASPの案件などを検索し、「これなら売れそう」という商品を最初に決め、それを売るために必要なコンテンツを用意します。

その商品を買う人がどんな人なのか、どんな悩みを持っているのか想像し、「その悩みを解決するのにベストな商品がこれです」という商品の提案方法を取ります。

ブロガーとアフィリエイターの違い② 運営目的の違い

ブロガーとアフィリエイターの違い② 運営目的の違い

売りたい商品が決まるタイミングの違いは、目的の違いでもあります。

ブロガーは読者の課題解決が目的

ブロガーは、読者の課題ありきで、読者の課題を解決することが運営目的であり、提供価値です。

ブロガーはいわば読者の課題・悩みについての経験者・専門家であることが説得力を生むため、実名顔出しで運営したり、匿名顔出しなしでの運営であっても一貫した運営者像を提供することがほとんどです。

アフィリエイターは商品の販売が目的

アフィリエイターは商品ありきで、読者の悩みを解決できる商品が存在すること・使用するメリットなどを伝えるのが運営目的であり、提供価値です。

論理的な解説をして、客観性を保たないと押し売り感が出てしまうことから、運営者のキャラクターは必ずしも必要になりません。匿名での運営が多いのも特徴です。

ブロガーとアフィリエイターの違い③ サイトの作り方の違い

ブロガーとアフィリエイターの違い③ サイトの作り方の違い

運営目的が異なると、サイトの作り方にも違いが生じます。

ブロガーは複数カテゴリを扱い、終わりがない

ブロガーが運営するブログは多くの場合「雑記ブログ」の形態になることが多く、特定のカテゴリに限らず自由に発信するか、複数の特化カテゴリを軸に情報を発信することが多いです。

扱っているテーマはやや抽象度が高く、いくらでも記事が書けるような内容で終わりを設定せず、継続的に発信をし続けます。

アフィリエイターは1カテゴリに特化し、終わりがある

アフィリエイターは商品ありきでサイトを作るので、必要なコンテンツは商品を決定した時点である程度絞られます。

一つの商品を紹介するのに必要な記事数は50記事から多くても200記事程度で、平均すれば100記事前後になることが多いです。いわゆる特化ブログの形態をとることがほとんどです。

必要と判断したコンテンツを作り終えると、新規記事を作る労力は別の商品を紹介するところに回され、セールへの対応や年度更新の際に発生する更新など、修正がメインの運営になります。

ブロガーとアフィリエイターの違い④ マネタイズ方法の違い

ブロガーとアフィリエイターの違い④マネタイズ方法の違い

ブロガーは様々な収益化方法を駆使する

ブロガーは、課題解決の方法が物販商品ならAmazon・楽天などの物販アフィリエイトを使用し、ASPアフィリエイトの案件で課題が解決しそうならASPアフィリエイトも使用します。

ブロガーはサイトへのアクセス数が重要であり、多くのアクセスを集めることによって収益化するアドセンスを重視します。

物販アフィリエイトやアドセンスは成約単価が低く、その分売れやすいため、サイトへのアクセス数(PV数)が最重要指標になります。

アフィリエイターはASPアフィリエイト中心

アフィリエイターはASPアフィリエイトが中心です。

ASPアフィリエイトの案件は、サブスクなど継続的に利用され、新規顧客の獲得コストとして広告費を使用できるような商品やサービスが中心です。

これらの案件は成約単価が高く、金融系や人材系では1万円を超える商品も少なくありません。

アフィリエイターにとって重要な指標はサイト全体のアクセス数よりも、商品リンクを設置しているページへの誘導数や広告リンクのクリック率・承認率などが重要な指標になります。

ブロガーとアフィリエイターではどっちが儲かる?

ブロガーとアフィリエイターはどちらが儲かるのか、というのも頻出の質問ですが、以下のとおりです。

ブロガーは細く長く

ブロガーは読者の悩み・課題にフォーカスした記事を書くため、扱うテーマによっては競合性がそれほど高くなく、一度アクセス数を集めてしまえば比較的安定したアクセスが見込めます。

ただし、成約単価が低いマネタイズ手法が中心なので、1PVあたりの収益額は高くはなく、まとまった額を稼げるようになるまでは時間がかかります。つまり、細く長く稼ぐイメージです。

ブロガーの収益モデルは、ゆるやかに資産を構築をしていくイメージです。

アフィリエイターは太く短く

アフィリエイターは商品ありきで、成約単価が非常に高いのが強みです。

その分、参入するアフィリエイターは多く、競合性が高いため上位表示の難易度が高いことがネックです。

また、アフィリエイト広告は広告主の予算都合で案件自体が終了になることや、法改正などの影響を受けて業界環境が変わると一気に収益が激減することもあるため、太く短いイメージです。

アフィリエイターの収益モデルは、短期集中の刈り取り型のイメージです。

これからやるならハイブリッド型

収益に関しては一長一短あり、どちらが優れている、とは言い切れません。

これからブログをするなら、どちらかに特化して運用するよりも、ハイブリッド型を目指すのが現在の主流となっています。

  • ブログ型収益のマイナスである収益性の低さをアフィリエイト型収益でカバー
  • アフィリエイト型収益のマイナス面であるリスクの高さ・競合性の高さをブログ型収益でカバー

両方の長所を活かし、短所を打ち消すことができます。

具体的な進め方は、まずアフィリエイターとして、特化ブログを作ります。特化ブログである程度収益化に成功したら、ターゲットまたは商品の価値を軸に横展開して特化するカテゴリを増やします。

以前は特化型のブログを量産するのがアフィリエイトの常とう手段でしたが、現在は1つのサイトをじっくり育てていくスタイルが主流になりつつあります。

まとめ:まずはWordPressブログを作るところから始めよう

ブロガーとアフィリエイターの違いについて解説してきました。

逆にブロガーとアフィリエイターの共通点として、WordPressブログを使って情報を発信していることです。

どちらになるのがいいか、ということも大事ですが、それ以上にまずは情報を発信する環境を整えることから始めましょう。

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