ブログ名(サイト名)の決め方6つのポイント【具体例あり】

ブログ名の決め方

ブログ名の決め方ってどうすればいいの?インスピレーションで決めていいもの?

どうせならいいタイトルを付けたいな。失敗しないブログ名の付け方を教えてください!

ブログ名で迷っている、いいブログタイトルが思いつかない、という方向けに、押さえるべきポイントやコツを解説します。

たくさんの候補からブログ名を選べるように、「ブログ名メーカー」も用意しましたので是非使ってみてください。

本記事の内容
  • ブログ名の決め方6つのポイント
  • 納得できるブログ名にするためのコツ
  • ブログ名の決め方のヒント5つ
  • 良いブログ名を付けるためのヒント
  • ブログ名を決める上での注意点
本記事の内容詳細(目次)

ブログ名(サイト名)の決め方6つのポイント

ブログ名を決める際の7つのコツ
ブログ名(サイト名)を付けるポイント
  1. できるだけ短くする
  2. 難しい言葉を使わない
  3. テーマがわかる
  4. 他のブログとかぶらない
  5. ドメインが取得できる
  6. スマホで打ちやすい(文字種が多すぎない)

上記のポイントを押さえるべき理由を順に解説していきます。

できるだけ短くする

できるだけ短くする

ブログタイトルはできるだけ短くすることをお勧めします。

短いブログ名のメリット
  • 覚えやすくなる
  • 紹介しやすくなる

目安として、5~9文字以内くらいに収めるのがポイントです。

覚えやすい文字数には、ミラーの法則というものがあります。

ミラーの法則とは、人間が15~30秒程度の短時間で覚えられるのは5~9(7±2)個である、というものです。

5~9文字までなら比較的誰にでも覚えやすい文字数だといえます。

逆にブログ名が長すぎると下記のようなことが起こります。

前に見た記事をもう一回見たいけどなんて言うブログ名だったかな
よく覚えてないけど長い名前だったな・・

いいページだから紹介したいのにブログ名が長すぎて打ちにくい・・

ブログ名は長いだけで覚えづらくなり、せっかくのアクセス機会を失いかねないのでそれだけで損です。

できるだけブログタイトルは短くしておきましょう

難しい言葉を使わない

  • 日常的に使わない難しい漢字
  • 漢字の当て字
  • フランス語やイタリア語っぽい単語
  • 専門用語

ファッションや飲食店で読み方がわからない店舗名って結構ありますよね。

一般人が口に出して読めない言葉は、ブログ名にしても覚えられないと考えましょう。

一見オシャレな感じの印象を受けるのですが、ブログではパッと見の印象よりも実利を優先するべきです。

対策として、これらの単語をカタカナにすると比較的覚えてもらえやすくなります。

ブログのテーマがわかる名前にする

ブログのテーマがなんとなくわかるようにする

「ぐるなび」と聞くと、グルメについての情報が掲載されているサイトではないか、となんとなくわかりますよね。

詳しくわからなくても「なんとなくわかる」名前にしておくと、アクセスする前に予測ができるようになります。

ネットでは、クリック(タップ)した先で起きることが予測できないと、クリックのハードルがぐっと上がってしまいます。

サイト名にブログのテーマ・主旨が含まれていると、アクセス前の心理的抵抗を下げることができます

サイト名にはテーマを感じられるようにしておきましょう。

ブログのテーマがまだ決まっていない・決め方がわからない方はこちらでやり方を解説しています

ブログ名が被らないようにする

他のブログとかぶらない名前にする

ブログタイトルは他のブログ・サイトと被らない名前を付けましょう。

なぜなら、既に存在する他のブログと名前が被っていると次のようなことが起こるからです。

この前見たブログの名前で検索しているのになんか別のサイトが出てきてしまうぞ・・ブログ名なんだっけ?

あれ?これ別の同じ名前のブログの二番煎じなんじゃないかな?

  • 指名検索をされても自分のサイトが上がってこない
  • アクセスされたときに二番煎じのパクりサイトと判断されてしまう

といったデメリットが発生してしまいます。

他のブログと名前が重複してしまうとブログを始めた直後からハンディを持ってしまうことになるので注意しましょう。

同じ名前のサイトが存在しないかを確認する方法

intitle:"自分で決めたブログ名" でGoogle検索

ドメイン名が取得できる

ドメイン名と一致させる

できれば、ブログ名とドメイン名は一致させておきたいものです。

ブログ名とドメイン名を一致させるメリット
  • 覚えやすい
  • 英語のブログ名なら直接アクセスされる場合がある
  • 運営姿勢の本気度が伝わりやすい

ぶっちゃけ、ブログ名と、ドメイン名が一致していなくても「仕組み上は」大きなハンディを受けることはありません。

ただ、人気ブログでブログ名ドメイン名が一致していないケースは滅多に見かけませんし、後々後悔する可能性があるなら、ドメイン名と合わせるようにしておく方が良いでしょう。

ブログのドメイン名の決め方(初心者向け解説)

スマホで打ちやすい(文字種が多すぎない)

日本語と英語・数字の組み合わせは避ける

大抵のブログはパソコンよりもスマホでアクセスされることが多いはずです。

スマホはPCに比べ、キーボードがありませんので文字の種類を変える際には入力モードを切り替えることになります。

入力モードを変えないと打てないブログ名がユーザーフレンドリーと言えるか、といえばNOですよね。

  • カタカナ+数字
  • カタカナ+英字
  • 英字+記号
  • 英字+数字

上記のように、複数の文字種を組み合わせたブログタイトルは入力モードの切替が面倒です。

できるだけ、文字種を変更せずに打ち込めるブログ名にするのがおすすめです。

納得できるブログ名にするためのコツ

ブログ名は一度決めたら基本的に変更するべきではありません。ユーザーにとっても混乱しますし、SEO的にも不利になりがちです。

後から名前を変えなくてもいいように、納得できるブログ名を付けましょう。

納得できるブログ名にするのコツ
  • 語呂やリズムのいいブログ名にする
  • 愛着が持てる(口にして恥ずかしくない)

語呂やリズムがいいブログ名にする

語呂が良く、覚えやすいようにする

ブログ名の付け方で案外見落としがちなのが語呂やリズム感です。

ブログ名の語呂やリズム感を良くする方法
  • 濁音(゛)を入れる
  • 半濁音(゜)を入れる
  • 促音(小さいっ)を入れる

例えばピコ太郎さんの「ペンパイナッポーアッポーペン」て長い割に謎に呼びやすさを感じませんか?

どことなくリズムが良く感じられ記憶に残りやすいのではないでしょうか?

半濁音や促音が多く、さらに韻が踏まれているのでそう感じるのです。

濁音・半濁音・促音があると、言葉に「ひっかかり」が生まれ、読みやすくなるのだそうです。

確かに引っ掛かりが無いと呼びにくい
なしあり
カンタムガンダム
ヨーロハヨーロッパ
コシラゴジラ

呼びやすさは覚えやすさに直結します。

ただ、あまり強く意識しすぎると命名時に大きな制約になりかねないので多少気にする程度でOKです。

愛着が持て、恥ずかしくない名前にする

愛着が持て、恥ずかしくない名前にする

これは「完全な造語」にしたときに発生しやすいのですが、読んでみた時にどこか恥ずかしさが残る名前になっていないかを確認しておきましょう、ということです。

  • キザな名前
  • キラキラネームっぽい
  • 特定の単語のイメージが強く残ってしまう

恥ずかしさを感じるポイントは様々ですが、運営者自身が堂々と人に紹介できるブログ名にしましょう。

ブログ名の決め方【5つのヒント】

ブログ名の決め方のヒント

ここからは実際に名前を付ける作業をするにあたって、ヒントになる情報を解説していきます。

ブログタイトルの決め方のヒント
  • 検索キーワードを入れる
  • 運営者名(自分の名前)を入れる
  • 造語法を使う
  • 組み合わせる
  • 別の言語に翻訳する

検索キーワードを入れる(特化ブログ向け)

特化ブログのブログ名でよくある付け方です。

ユーザーが実際に使用する検索キーワードをサイト名に含めることで、被リンクをもらう際に自然と目標ワードがアンカーテキストに入るというメリットがあるためです。

ブログタイトル例
  • 格安SIMの管理人の比較
  • クレジットカード読み物
  • 海外SEO情報ブログ
  • 副業コンパス
  • 転職アンテナ
メリットデメリット
被リンクをもらう際に目標ワードを含めやすい
命名時に時間がかからない
何のサイトか伝わりやすい
立ち上げ時点でテーマが決まっている必要がある
サイト名が長くなる傾向がある
ブログのテーマを変えにくい

検索キーワードを入れるパターンは、サイトの主題とも合致しやすいので後悔しにくい命名方法です。

リョウジ

SEO効果を狙うなら、この命名方法よりもブログ名を覚えてもらって指名検索が増える方が効果があると思います(トップではなく奥ページにリンクされることの方が多いので)。

ブログ名に運営者名を入れる(雑記ブログ向け)

はじめて立ち上げたブログに多くみられる命名方法です。

立ち上げの時点でテーマが決まっていなかったり、後で決めたかったりする時はこの方法でブログ名を付けておくと、テーマを後付けで決めたり変更できたりするのが魅力です。

雑記ブログのブログ名に多いですが、特化ブログでも見られます。

ブログ名に運営者名を入れる方法
  • 英字(小文字)+blog
  • 英字(大文字)+BLOG
  • 日本語+オフィシャルブログ
  • カタカナ+ブログ

のような形式で付けられることが多いです。

ブログ名の例
  • hitodeblog
  • Tsuzuki blog
  • マクリン
  • RYUKEN OFFICIAL BLOG
メリットデメリット
ブログ名と運営者名の両方を覚えずに済む→指名検索されやすい
あとからテーマを変更しやすい
名前にひねりがなく、覚えにくい
他人と被りやすい

運営者名をある程度インパクトのあるユニークな名前にしておくと他人と被りにくく、覚えやすくなります。

リョウジ

迷ったらこの命名方法でいいと思います。テーマの変更にも強いので初心者の方にお勧めです。

造語法を使う

命名をする際に、よく使われる手法として「造語法」というものがあります。

造語法具体例造語
減量造語法リラ+クジラゴジラ
プラス造語法タフマンタフマン
変形造語法BLEND(混ぜる)BLENDY(語尾変形)
頭文字造語法S:世界を
O:大いに盛り上げる為の
S:涼宮ハルヒの
SOS団
並び替え造語法モリタタモリ
語呂合わせ造語法有名人湯名人
造語法一覧
メリットデメリット
ドメインが取りやすい
サイト名を短くできる
覚えやすい=指名検索されやすい
ある程度数を出さないとしっくりくるものがみつからない
運営者名は覚えられにくい

運営者名を覚えてもらうことより、ブログ名を覚えてもらうことを重視している人にはおすすめの方法です。

リョウジ

個人的には最も多く使う方法です。語感の気に入る名前を見つけるまでにかなりの数を出さないといけないのがネックです。

組み合わせる(ブログ名メーカー)

複数の単語を組み合わせてブログ名にするのはよく使われる方法です(プラス造語法)。

メリットデメリット
多くのパターンから選べる・簡単
恥ずかしい名前になりにくい
組み合わせる単語で特徴を表現できる
長い名前になりがち
説明っぽくなる
意味が分からない場合がある

[テーマ・商材・運営者名]+ブログ名によくつけられる単語

の形式で組み合わせてブログ名を作る方法です。

なるべく多くの組み合わせを試せるほうがいいですので、約100パターンの名前を一気に作れる「ブログ名メーカー」を用意しました。

下記の「〇〇」の部分を打ち換えてみてください。

ブログ名メーカー


 

別の言語に翻訳してカタカナ読みする

ブログ名を決める際にどうしてもなかなか良いフレーズが出てこなかった際に、別の言語に単語を翻訳し、カタカナ読みしてみるのも手です。

例えば「化粧品」を別の言語にしてカタカナに直すと以下のような感じになります。

英語コスメティック
フランス語コスメティーキ
イタリア語コズメティコ
ハンガリー語コズメティカ
ラテン語メディカミーネ
クメール語クルンサマーン
エストニア語コスメティリナ
韓国語ハジャンプン
中国語ファージャンピン

読めない言語でも音声で聞くことができるので、無理やりカタカナ化すると、思いがけず響きのいい言葉に出会えるかもしれません。

サイト名の由来を説明する際にも、知的な感じになりますね。

翻訳サービスで単語を変換してみる(Google翻訳)

ブログ名を決める際に気を付けるべきこと

最後に、ブログ名を決める際に気を付けるべきことについて整理します。

ブログ名を決める際に気を付けるべきこと
  • 複数の案を検討せずにえいやで決める
  • 商標侵害に気を付ける
  • 安易にブログ名を変更しない
  • 早口言葉のようになっていないことを確認する

複数の案を検討せずにえいやで決める

ブログ名を決める時は、出来るだけ多くの候補を出しましょう。

考えられる全ての候補を出し尽くし、その中から選んだという事実が重要です。

なぜなら、後から「やっぱり〇〇にしておいたらよかった・・」といった後悔が生まれにくくなるためですね。

「これだ!」といえる案が思いついた時でも、一旦落ち着いて、それ以外に本当になかったと確認ができると安心できます。

商標侵害に気を付けよう

商標侵害に気を付けよう

ブログ名を付けた際は「商標侵害にならないように気を付ける」ようにしましょう。

特に商品名やサービス名をブログ名に含める際には十分注意が必要です。

一般名詞と思っていたものが実は商標登録されていた、といったことはよくあります

例えば「マジックテープ」は一般名詞のように見えますが、実はクラレの登録商標です(以前勤めていた会社で使用をやめるようクラレから注意勧告をうけたこともあります)。

商標侵害をすると、最悪使用料のようなものを請求されたりしかねませんので十分に取り扱いには注意するようにしましょう。

ブログ名の変更はしない方が良い

ブログ名の変更はしない方が良い

ブログ名は一度決めたら変更しないのが原則です。

登録が必要なドメイン名と異なり、ブログ名は運営者の気持ち一つで変更可能です。

ただ、変更してもいいことは基本的にはありません。

  • 読者離れの原因になる
  • 指名検索でのアクセスを捨てることになる
  • 少なからずSEOにも影響が出かねない

ブログ名をなんとなくで変えてしまったところでメリットになることの方が少ないです。

早口言葉のようになっていないことを確認する

早口言葉のようになっていないことを確認する

語呂やリズムに関する補足になります。

拗音(きゃきゅきょ・ぎゃぎゅぎょ・しゃしゅしょ・・のように、ゃゅょを含む音)の連続する名前や、パ行・バ行・マ行から始まったり多い名前は少し呼びにくい名前になります。

例えば下記を連続で10回言うとなるとちょっと大変だと思います。

  • 手術中(しゅじゅつちゅう)
  • 老若男女(ろうにゃくなんにょ)
  • 神アニメ(かみあにめ)

音を出す時は、空気の流れを遮ることで生み出すのですが、舌や唇の動きで音を出すこれらの音は連続すると発音しにくくなるのです。

ブログ名を決める際には、拗音・パ行・バ行・マ行から始まる名前・連続している名前を避けると語感がぐっとよくなります。

まとめ:ブログ名が決まったら早速ブログを始めよう

ブログの名前を決める方法について解説させていただきました。

最後にもう一度内容を整理しておきます。

ブログ名(サイト名)を決めるポイント
  1. できるだけ短くする
  2. 難しい言葉を使わない
  3. テーマがわかる
  4. 他のブログとかぶらない
  5. ドメインが取得できる
  6. スマホで打ちやすい(文字種が多すぎない)
納得できるブログ名にするのコツ
  • 語呂やリズムのいいブログ名にする
  • 愛着が持てる(口にして恥ずかしくない)
ブログ名の決め方のヒント
  • 検索キーワードを入れる
  • 運営者名(自分の名前)を入れる
  • 造語法を使う
  • 組み合わせる
  • 別の言語に翻訳する
ブログ名を決める際に気を付けるべきこと
  • 複数の案を検討せずにえいやで決める
  • 商標侵害に気を付ける
  • 安易にブログ名を変更しない
  • 早口言葉のようになっていないことを確認する

ブログの名前が決まっていると、ドメイン名を決めたりレンタルサーバーの選定をすすめることができるようになるのでブログの立ち上げができるようになります。

ブログ名が決まったら、さっそくブログを始めていきましょう!

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本記事の内容詳細(目次)