これから副業で収益ブログを作りたいのですが、特に好きなことがあるわけでもなく、ブログに何を書けばいいのか悩んでいます。
ブログ記事をたくさん書いていますが、収益が上がりません。ブログに何を書けば収益が増えますか?
初心者の方は、そもそもブログのテーマに何を選ぶべきかわからなかったり、アクセスを上げたり収益を増やすために何を書くべきかわからない、ということがよくあります。
本記事ではブログに何を書けばいいのかわからない方が陥りがちな迷いについて解説します。
- 書きたいことが見つからない場合の解決策
- アクセスを上げるために何を書けばいいのかわからない場合の解決策
- 収益を増やすために何をかけばいいのかわからない場合の解決策
※ブログのネタ探しにお困りの方はこちらで詳しく対処法を解説しています。
ブログに何を書いたらいいのかわからなくなる3パターン
ブログに何を書いたらいいかわからなくなるパターンとしては下記の3つが多いです。
- 書きたいと思えるテーマがない → 書きたいことの見つけ方(ブログテーマ)
- アクセスを上げるために、何を書いたらいいのかわからない → キーワードを選んで書く
- 何を書いたら収益が伸ばせるのかわからない → 読者の悩みを解決する
※当てはまるパターンの解決策にリンクしています(記事内)。
書きたいことの見つけ方
- 趣味があるわけでもなく、書きたいことなんて何もない
- 専門的な知識を特にもっていない
- 似たような記事は既にあるので書く必要性がわからない
そもそも書きたいことがないなら、自分はブログに向いていないのではないか、と思うかもしれませんが、これはごく普通のことです。
というのも、博報堂が行っているアンケート調査「生活定点1992-2022」によると、無趣味である、と答えている人が25%以上もいます。
また、本業で特定の業界に詳しかったとしても、情報ろうえい上公開することができなかったり、専門的すぎて世間受けするような内容でなかったり収益化が難しかったりするものです。
上記のように、自分の普段の生活中に、ブログのテーマになりそうなものが見当たらないと感じるのも無理はありません。
しかし、あきらめる必要はありません。普通の人でもブログのテーマを見つけ出すことは可能です。
自分の経験・悩みから探す:過去のスケジュールを再確認
最初に試してみてほしいのは、直近5年くらいの過去のスケジュールを確認することです。
また、Googleアカウントの検索履歴をあわせて調べると、スケジュールの前後で自分が何について悩み、それを解決しようとして検索したかがわかります。
過去に経験した中で、その時自分が悩んだこと・調べたこと・興味をもったことなどをヒントに、ブログのテーマを考えてみましょう。
- 引っ越しをし、その際一括見積サイトを使った → おすすめの一括見積サイトや、業者との対応の際の注意点
- 転職をして、給料も上がり、仕事内容も良くなった → 転職を成功させるコツ
- 社会人になってめっきり出会いが減ったからマッチングアプリを使ったら彼女ができた → おすすめのマッチングアプリや利用時の注意・攻略法
- 友人から紹介されてHuluを使い始めた → 動画配信サービスの紹介
- 一人暮らしを始めた際に冷凍弁当を頼むようになった → 宅食の紹介
自分としては大したことがないと思うようなことでも、これから始めようとしている人にとっては十分に参考になる情報というのは多いもの。
自分で経験していることなら、「過去の自分へのアドバイス」をするイメージで記事を書いていけばいいので取り組みやすいです。
友人との会話で、他人の経験から探す
自分の経験からテーマを見つけきれなかったら、友人の悩みを借りましょう。
友人と久しぶりに会うと、近況を報告しあったりしますよね。
結婚・離婚・出産・出世・転勤・転職など話のネタは尽きません。
友人なら性別や年代など、同じ属性の人なので自分に置き換えもしやすく、直接その時のことをヒヤリングしているのでイメージも湧きやすいはずです。
ブログのテーマ探しのついでに、旧友と昔話に花を咲かせるのも良いでしょう。
興味のある商品を一覧から選んでそれをブログテーマにする
ブログ収入は、主にアフィリエイトのような広告収入です。アフィリエイトでは、商品を売ることで、紹介料を受け取れます。
ブログで収益を上げるのが目的なら、最初から商品の一覧を見て、興味のわいたものをテーマにしてしまうのも手です。
やり方は、ブログが無くても登録できる日本最大級のアフィリエイトASP「A8.net」に登録し、商品を選んでそれをテーマにしてしまう方法です。
メインになるキーワードもほぼ同時に決まるので簡単です。
実際に使ってみたりしないと、どうしても想像で書いた薄い内容になってしまいますので、選んだ商品は実際に使ってみることをお勧めします。
アクセスを上げるためにはキーワードを決めて書く
- 書けども書けどもアクセス数が一桁台
- 一通りブログの書き方を勉強したのにアクセス数が伸びない
- SEOでの順位が上がってこない
上記のような場合、キーワードの選び方を見直すことでアクセスを上げられる可能性が高いです。
- そもそもキーワードを決めて書いていない(意外と多い) → 集客できない
- キーワードがビッグワード過ぎる → 順位が上がらない
- キーワードがスモールワード過ぎる → 順位を上げてもそもそも検索数が少なすぎる
適切なボリュームのキーワードを選ぶことで、上位表示もしやすく、上位表示できたら一定のアクセスが見込めます。
キーワードの一覧を取得する
記事を書くキーワードを決定するには次の手順を踏みます。
- メインになるブログのテーマを決める
- ブログのテーマを代表するキーワードを決める(メインワード)
- メインワードの関連ワード(サジェストワード)を取得する
例えば、自分が副業禁止の会社で働いており、副業をしているなら、会社にばれずに副業をする方法を解説するブログをテーマにしたとしましょう。
この場合だと、副業 バレないがメインキーワードとして適切です。関連ワードも261語見つかり、記事を書いていくにも良さそうです。
バレずに副業するには確定申告なども関係があることから、同時に副業 確定申告のようなワードも選択しておくとなお良いですね。
上記のように、メインワードは、1語または2語で、単体記事ではなく、サイト全体で上位表示を狙っていくようなビッグワードです。
実際に検索してみて、1ページ目に個人サイトがいくつか含まれるキーワードであればベストです。
メインのキーワードを決めたらそのワードのサジェストワード(複合語)を取得します。
GetKeywordやラッコキーワードを使えば簡単にキーワード一覧を出力できます。
各キーワードの検索ボリュームを確認する
サジェストワードの一覧を出力したら、各キーワードが1か月にどのくらい検索されるか確認します。
検索ボリュームはGoogleのキーワードプランナーというツールを使って調べます。
ブログ記事を書くのは、1ヵ月の検索ボリュームが100~1000回のキーワードです。
検索ボリュームは大きすぎると競合が強くなり上位表示が難しくなり、反対に少なすぎると上位表示できても検索する人自体が少ないのでアクセスが増えません。
収益を上げるためには読者の悩みを解決する
- 広告のクリック率がかなり低い
- 直帰が多く、回遊されない
- 理想とする収益よりかなり少ない
ある程度記事を書いて、そこそこ集客もできているのに収益が低い場合は、書きたいことを書いてしまっている可能性が高いです。
ブログでは、書きたいことを書くのではなく、読者の悩みを解決する方法を書きます。
ブログと日記の違い(日記では稼げない)
ブログ | 第三者にとって有益な情報を書く |
日記 | 自分の人生・日常の記録を書く |
ブログと日記は、どちらも「時系列に書く」という特徴がありますので、ブログでは日記のようなものを書けば良いと誤解されがちです。
ですが、有名人などではない限り、一般人の日記は読まれることはほとんどありません。
なぜなら、日記は読者目線が欠如しているから、です。
ブログでは、日記のように自分のことを書くのではなく、読者の役に立つことを書きましょう。
読者の悩みを解決できているか確認する
ブログの読者は何らかの「悩み」や「疑問」をもってサイトにやってきます。
読了後に読者の悩み・疑問が解決できる、読者満足度の高い内容になっていることが重要です。
読者満足度を上げるには、読者の悩みや検索意図を正確に理解する必要があります。
押しつけがましくなっていないか確認する
何とかして商品を売りたいという気持ちが前に出すぎて、押し売り感が出ていないかに注意しましょう。
解決策として、セールスライティングを行うと、自然な形で読者に商品を提案できます。
広告が押されるまでのストーリーを作る
読者が商品を購入するまでの流れは以下のような感じです。
- 困っていること・悩んでいることを検索エンジンで検索する
- ブログ記事に訪問する
- 解決策として商品を提案
- 広告リンクを経由して商品を購入(収益発生)
全てが上記のようなパターンに当てはまればいいのですが、単に疑問という場合は以下のようになっていないでしょうか?
- ふと疑問に思うことがあったので検索エンジンで検索
- ブログ記事に訪問する
- 解決策がわかり、閲覧を終了する
上記のようなパターンの記事が中心のブログだと、収益が発生しないですよね。
- ふと疑問に思うことがあったので検索エンジンで検索
- ブログ記事に訪問する
- 疑問に思ったことを解決するべきと感じる
- 解決策として商品を提案
- 広告リンクを経由して商品を購入(収益発生)
または、
- ふと疑問に思うことがあったので検索エンジンで検索
- ブログ記事に訪問する
- 調べたことについては解決策がわかる
- 別の疑問・悩みが提示される
- 別の記事を読む新たな課題を発見する
- それが解決するべきと感じる
- 解決策として商品を提案
- 広告リンクを経由して商品を購入(収益発生)
上記のように、単に疑問に思った読者に対し、集客ページでそれは解決するべき課題であるという「課題発見」を促し、収益ページで商品を購入していただくというストーリーを作ると商品の購入につなげることができます。
つまり、単ページで商品販売を完結させるのではなく、ブログ全体で商品を販売するようにします。
ライバルのページと比べて勝てているか確認する
これからブログを始める方はもちろん、ある程度記事を書いてきた方であっても、同じキーワードで対策されたページは既に多数存在します。
これらの先行するライバル記事と比べて、自分の記事が勝てているかを確認しましょう。
以下をチェックしてみると良いでしょう。
- わざわざ追加で読んでもらえるだけの内容になっているか
- ブックマークされる可能性があるか
- SNSなどで拡散してもらえそうか
主観的な判断にはなるかもしれませんが、こういった視点で自分の書いた記事を厳しくチェックすることが収益を増やすのには必要です。
ブログに何を書けばいいのかわからない時によくある質問
最初の記事にどんな記事を書けばいいですか?
最初に書くブログ記事はメインテーマに関する記事を書くことをお勧めします。
ブログは必ずしもトップページから訪問されるわけではありませんし、自己紹介やお問い合わせのようなページはアクセス数が増えてきてからでも十分だからです。
それよりも、少しでも早くアクセスが増え、読者に満足してもらえるコンテンツを提供することの方が優先度は高くなります。
ブログは常に今何が必要なのかを確認しながら更新していきましょう。
似たことを既に他のサイトで書かれています
「他のサイトで既に似た記事は書かれている」というのは初心者の方なら必ずぶち当たる壁ではないでしょうか。
考え方としては、以下を意識して書けば、後発でも書くだけの価値があると感じられるはずです。
- 初心者である強みを活かした経験や気を付けるべきポイントについて書く(競合が気づいていない点)
- 競合記事よりも詳しい内容にする
- 競合記事よりも読みやすくする
- そのテーマについてはネットの中で最強の記事にする
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まとめ
本記事ではブログに何を書けばいいのか、について3つのパターン別に解説しました。
ブログ運営は、発信するテーマを決め、キーワードを決めて、そのワードを検索するユーザーの検索意図を考えながら読者満足度の高い記事を作っていくことです。
初心者のうちは様々なことに迷い、どうしていいのかわからないと感じることも少なくありませんが、ブログは本来自由に情報発信を行えば良いものです。
後からいくらでも修正することも可能ですので、まずは手を動かし発信していきましょう。